HKT48・宮脇咲良(21)らが所属するグローバルガールズグループ「IZ*ONE(アイズワン)」が2日、東京・千代田区の日本武道館で日本初のファンミーティングを開催し、1万人を動員した。

 韓国のアイドルオーディション番組で勝ち抜いた日韓12人のメンバーで構成。AKBグループの活動を休止している宮脇、HKT・矢吹奈子(17)、AKB・本田仁美(17)の3人が参加している。

 オープニング曲は、2月に発売され、大ヒットした日本デビューシングル「好きと言わせたい」。会場を埋め尽くしたファンの8割近くは若い女性で、黄色い声援の大きさが人気の高さを表していた。

 余興で行われたカラオケコーナーでは、メンバーのチョ・ユリ(17)がジブリ映画「千と千尋の神隠し」のテーマソング「いのちの名前」をソロ歌唱。見事な歌唱力にファンが酔いしれた。

 宮脇が「ユリ(の歌声が)がほんとにヤバかった!」と驚けば、矢吹も「涙が出ました」と大絶賛。照れたユリは「ほんとに好きな映画なんです」と明かした。

 また、AKB48の代表曲「ヘビーローテーション」を全員で歌唱し、会場は大盛り上がり。宮脇も「テンション、ハイテンション!」とノリノリだった。

 ライブ中盤にはグループ初の公式ゲームアプリが今夏に配信されることがサプライズ発表。予告動画も流れ、矢吹は「ゲームの中でも、みんなカワイイ。夏に配信予定なので、楽しみに待っててくださいね」とアピールした。

 アンコールを含め全11曲を披露。最後のMCで、本田は「こんなに大きな会場でファンミーティングができてうれしい。これからも温かい応援よろしくお願いします」と話せば、矢吹は「もっともっと大きな目標に向かってアイズワンのみんなで歩き続けたい」と力を込めた。

 宮脇は「日本で初めてのファンミーティングを日本武道館というステキなステージでできて、ほんとにほんとにうれしかったです。みなさん、お互いに自分の推し(メンバーが)いると思うけど、アイズワンの誰じゃなく、アイズワン(自体)が好きと感じました。会場がみなさんの愛で包まれてステキな空間になりました」と感謝した。