指原莉乃「辛口連発」卒コンの舞台裏

2019年04月30日 16時30分

卒業コンサートを行った指原莉乃(中)

 タレント・指原莉乃(26)が28日の卒業コンサートをもってHKT48から卒業し、11年間のアイドル人生に別れを告げた。ただ通常の卒業コンサートと違い、感動的なシーンだけではなかった。指原は卒業スピーチ、終演後の報道陣との囲み取材などで、異例ともいえる厳しい言葉を連発。特にNGT騒動に対しては辛らつだったが、その思いは何だったのか――。

 純白のドレスを身にまとった指原は、涙ながらに「11年間、本当に幸せでした。私はアイドルという仕事が大好きでした」とコメント。最後は「平成、超楽しかったです!」と笑顔で締めた。

 一方で「メンバーのみんなのお話を聞いてください。間違ったことを言ってしまう場合には目を見て何がいけないのか、分かるまで教えてあげてください」などと訴える一幕も。明言こそしなかったが、昨年12月に男2人から暴行を受けたメンバー・山口真帆(23)を巡るNGT騒動を念頭に置いた発言であることは間違いない。

 終演後の囲み取材でも、指原はNGTの騒動に言及。「グループへの心残りは?」と聞かれると「いま、この状況で、タイミングは重なって…。改善の余地どころか、すべてを一からつくり直さなきゃいけない」。さらに運営会社上層部に直談判していたと告白した。

「会社の人たちに『どうしたらいいのか』『こうできないのか』と声を上げたんですけど、私1人の力で動くものではないんだなと…。改めて社会の厳しさを感じた」

 続けて「本当に変えたいなら、一からやり直さなければいけないと思う。私にできることがあれば、手伝いたい。『悔いはない』と言いましたが、それに関してはもっと自分が何かできなかったのかと思う」と悔しさをにじませた。

 卒業コンサートの“主役”とは思えない厳しい表情と口調に、張り詰めた空気が流れた。

 関係者は「指原は、NGT騒動に関して『話したいことがある』と訴えて譲らなかった。卒業コンサートは一度きりの晴れの舞台。『無理に話さなくても…』と止めた者もいたのですが、それでも主張を押し通した」と明かす。

 それまでも自身のツイッターでNGT騒動に関して運営側に苦言を呈してきた指原。卒業発表した山口が心境をつづったツイッターに「いいね」を付けたり、山口とツイッターのダイレクトメッセージで連絡を取っていたことも明かした。

 卒業コンサートでは、HKT48新公演「いま、月は満ちる」を全曲書き下ろしでプロデュースすることを発表した。

「指原の訴えも実らず、NGT騒動は拡大し、AKBグループ全体に影響が波及している。指原が何かを発信するたびに、ネット上では『お前も(過去に)スキャンダルを起こしたくせに』などとバッシングが起きる。そんな状況を分かりつつも発信を続け、プロデュースを受け入れたのは“グループを何とかしないと後輩たちの未来がなくなる”という思いからでしょう」(別の関係者)

 指原の思いに運営スタッフ、メンバーらは応えることができるか?

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