アイドルグループ「SKE48」が24日、愛知・蒲郡市の「ラグーナ蒲郡」でライブを行った。総勢72人のメンバーがアンコールを含む31曲を披露。3000人のファンを熱狂の渦に巻き込んだ。

 ファンの興奮がMAXに達したのは、ユニットコーナーで登場した松井珠理奈(22)と小畑優奈(17)による「TWO ROSES」だった。

 この曲は珠理奈と2015年に卒業した松井玲奈(27)によるデュエットソング。SKEを初期から支えてきた「W松井」の代表曲とあって、最近ではコンサートでもほとんど披露されることがなくなった隠れた名曲だが、小畑と珠理奈による“センター経験者コンビ”によって復活。満員の会場の視線は2人のパフォーマンスにくぎ付けになった。

 小畑は31日でSKEを卒業する。大規模なライブに参加するのはこれが最後とあって、ステージに登場するたびにファンの間からは大歓声が上がった。

 アンコール最後の曲「仲間の歌」で「皆さん、本日はありがとうございました。SKE48に入って、こんなにすてきな仲間たちとファンの皆さんに出会えて幸せな気持ちでいっぱいです。私の大好きなSKE48のそばにずっとずっといてくださいね」とファンにメッセージを伝えると、会場からは大きな「ゆなな」コールが湧き起こった。