アイドルグループ「AKB48」を運営するAKSは7日、公式サイトでAKB48劇場支配人・細井孝宏氏の退任と前NGT48劇場支配人・今村悦朗氏の契約解除を発表した。

 AKBの公式サイトでは「本日、AKSは、昨夜の元関係者のツイッター投稿を受け、NGT48に関する事案について第三者委員会にて調査中であるにも関わらず、立場ある人間が不適切な行動をしてしまったことを、会社として厳粛に受け止め、前NGT48劇場支配人今村悦朗との間の契約を解除するとともに、AKB48劇場支配人の細井孝宏の退任を発表いたします」と報告。AKB48劇場支配人は「一旦空席とさせて頂きたいと存じます」としている。

 続けて「この度の一連の騒動において、多くのご批判の声を頂いているところ、上記ツイッター投稿に関してもさらにご叱責を頂いております。こういった皆様からの声に真摯に耳を傾け、ファンの皆様にもう一度心から愛されるグループを目指し、自らを変革して参りたいと存じます。改めて不快な思いをされた全ての方に深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 今回の報告にある「元関係者」は元AKB48劇場支配人の戸賀崎智信氏のこと。6日夜、戸賀崎氏は細井氏、今村氏と酒席で談笑する写真をツイッターに投稿し「色々聞いた」などとつぶやいた。NGT48山口真帆の暴行事件については第三者委員会が調査中であることから、「不適切な行動」に批判の声が寄せられると、一連のツイートは全て削除された。

 戸賀崎氏は「昨日の投稿、沢山の人にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。状況も考えず軽はずみな投稿したこと、取り返しのつかないことをしたと反省しています。被害者の方もいる今回の事件について、軽く考えているわけではないことは伝えておきたいです。辞めて尚迷惑をかけてしまい恥ずかしいです」と謝罪した。