NGT48事件をCNNが世界に配信 日本のアイドル事情は理解される?

2019年01月18日 16時30分

暴行を受けた山口真帆

 新潟を拠点に活動するアイドルグループ「NGT48」メンバー山口真帆(23)が男2人から暴行を受けた事件で揺れる同グループの公式サイトで17日、メンバーの菅原りこ(18)が15日に左ヒザの手術を受け、当面の間、グループ活動を休止すると発表した。

 菅原は昨年、左ヒザを負傷。これまで医師と相談しながら無理のない範囲で活動してきたが「完治を目指すため、一昨日1月15日に手術を致しました」と説明。術後の経過は良好だが、しばらく活動を休止し、治療に専念する。復帰時期は「経過を見つつ、医師の判断のもと負担の少ないものから再開いたしますが、ステージに立てる状態に回復するには3~4ヶ月が必要とされております」としている。

 一方、山口の事件は海外でも報じられた。米CNNが17日、トップニュースで報じたもので、山口が今月8日にインターネット生配信で被害を告白して明らかになった事件はその後、運営会社の対応への批判の声が上がり、NGT48劇場支配人が更迭されたことを説明。

 さらに、日本国内の大学教授が日本のアイドル活動について「握手会や写真撮影も日常的に行われているが、そのために一部のファンはファンタジーと現実の境界線があいまいになっている」と解説。事件の背景に日本の特殊なアイドル事情があるとした。

 被害者の山口が謝罪した点は、欧米の文化では理解されにくいことから「日本では調和を重んじることから、騒動となったことを謝ることがよくある。彼女が謝罪したことで、日本国民からより多くの同情を集めた」と別の大学教授の分析も紹介した。

 2014年に姉妹グループのAKB48のメンバー2人が握手会で、ファンにのこぎりで襲撃された事件、16年には音楽活動をしていた女子大生がストーカー男に刺された事件が起きたことに触れ「日本の音楽業界がスターを暴力から守れなかった失敗はソーシャルメディア時代にも拡大している」と締めくくった。

 事件は世界中に知れ渡ったようだ。

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