15日放送のTBS系「ビビット」は、アイドルグループ「NGT48」のメンバー・山口真帆(23)が告白したファンからの暴行事件を取り上げた。

 NGTの運営スタッフは14日、都内で初めて取材対応。運営サイドは「隠蔽」の意図はなかったと強調。劇場支配人を事実上更迭したうえ、第三者委員会を立ち上げることを明らかにした。メンバーの関与など詳細は「捜査に関わること」「第三者委員会の判断をあおぐ」として、新たな事実を示すことはなかった。

 MCの真矢ミキ(54)は「第一報が入ったときに、運営側が『支配人が不在です』っていうコメントだったんですね。不在って何? このときのために運営、支配人がいるといっても過言ではないということで、最初にはてな(?)が出ましたね」と遅すぎる対応に首をかしげた。

 この事件が気になって、ずっと追っているという漫画家の“くらたま”こと倉田真由美氏(47)は「内部の子が関わっているみたいなことを言われているじゃないですか」とネット上で犯人捜しが行われていることを挙げ「『私じゃない』って言っている子もいるようですけれど、被害者に対する気遣いとかケアとか、一番守らなければいけない山口さんへの気遣いがメンバーの子たちも運営も足りない気がする」と指摘。「泣きながら訴えた彼女の気持ちを考えると、このままうやむやにしていい問題とは思えない」と解明を求めた。

 番組では「特定のファングループがメンバーの個人情報を売買している」とのファンの声を紹介した。千原ジュニア(44)は「1か月たって、(運営サイドが)やっと出てきて、あの会見じゃ納得できないですよね。会いにいけるアイドルをコンセプトにやるときに、普通以上にそこをきっちりしとかないと」とコメント。MCの国分太一(44)は「身近なアイドルを売りにしているからこそ、ルールは徹底的に運営側が作らなければいけないですよね」と同意した。