アイドルグループSKE48の福士奈央(19)が6日、大阪市のなんばパークスホールで行われたピン芸人ナンバーワン決定戦「R―1ぐらんぷり2019」の1回戦に出場。2回戦進出を決めた。

 福士は、本紙で競馬予想コラム「炎上予想」を連載中のグループの先輩・松村香織(28)の手作りだというシルバーの戦隊モノの衣装で登場。松村も見守る中、「栃木県出身の私が、栃木の本当の姿を伝えるぞ!」と叫ぶと、栃木あるあるネタを次々と繰り出し、笑いを誘った。

「女芸人№1決定戦 THE W」に2年連続出場し、昨年の大会では準決勝進出を果たしたが、R―1は初出場。「楽屋も男性がほとんどだったので、全然、『THE W』と空気感が違いました」と言い、松村と一緒に考えたというネタの出来については「60点くらい。今までは、披露したときに笑いが起きるポイントがあったんですが、そこで笑いが来ないとかもあって、ちょっと自信がなくなっちゃいました」としょんぼりした。

 過去、R―1にはNMB48の渋谷凪咲(22)ら多くの48グループメンバーが参戦するも、3回戦突破が壁となっている。芸能関係者は「プロの芸人さんとの間で相当ふるいにかけられるのが2回戦。本職じゃない人には3回戦進出でもすごいんですけどね」という。

 そんな激しい戦いに、福士は「『THE W』で準決勝まで行けたので、(R―1でも)準決勝まで行きたい。できれば(優勝賞金の)500万円もらいたい」と意気込む。サポート役に徹している松村も「熊のトチ子ちゃんってネタもあって、それで1回戦はイケるんじゃないかと思っていましたが、戦隊モノで反応を見たかった。笑いが少ないっていうのを経験できたのは、本人にとってはいいことだったかもしれない」と先を見据えた戦いだったと明かした。

 渋谷からは「絶対いけますよ」と応援してもらったという福士。“参謀”の松村との二人三脚でどこまで進めるか。