アイドルグループ「SKE48」の須田亜香里(26)が17日、都内で「SKE48 衣装図鑑 全力制服」の発売記念トークイベントを行った。

 昨年3月に発売され、9万部を超える売り上げを記録した「AKB48 衣装図鑑 放課後のクローゼット ~あの頃、彼女がいたら~」のSKE版。デビュー曲「強き者よ」から最新シングル「いきなりパンチライン」まで全23枚のシングル、カップリング、劇場公演などの衣装を掲載した図鑑で、グループの10年間の歴史を衣装とともに振り返ることができる。

「いつまで(アイドル)衣装を着ていたい」と聞かれた須田は「目標として30歳まではアイドルをしていこうと思っているので、30歳まで衣装を着ていたい。アイドルでいる私を好きだというファンの皆さんもいらっしゃるので、ファンの方に支えられてこそなので、一部の需要かもしれませんが信じてやります」とアラサーアイドル宣言だ。

 AKB48グループで30歳まで在籍したメンバーはいない。歴代最年長での在籍に向けて「柏木(由紀)さんは同い年なんですけど、私より誕生日が早い。だから柏木さんはいつまでやるんだろうって、うかがってます」と対抗心を燃やす。

 須田がヘソ出し衣装好きなら、柏木は肩出し衣装が好き。お互いミニスカなど露出の多い衣装を好んでいることから「どちらが長く美しくアイドルを続けるか、ここから先が楽しみですね」とニヤリとした。

 さらに「なんでも史上初を取りたいですから」と話すと「最近も『(総選挙)2位なのに(写真集が)『売れてない』『爆死』とすごい話題にしていただいて」とニヤリ。「その前は『ブスなのに神7』。キャッチコピーがどんどん増えて、グループ初のキャッチコピーは勝ち取っていきたい」とどこまでも前向きだ。

「“爆死”と言われて大丈夫ですか」と問われても「もう『ありがとうございます』と。売れないことは自分でも気づいてました」とあっけらかん。それでも「それをネタにできるきっかけをいただけたし、リリース期間にもう一度(PR)できる。私一人の部数は1万(部)弱なので、これ(衣装図鑑)とセット買いしてくださる方がいらっしゃると助かります」とちゃっかり売り込んだ。