貴乃花親方や船越英一郎のモノマネで人気のお笑いコンビ「ガリットチュウ」の福島善成(40)が大炎上している。よりによって、山口県周防大島町で行方不明になっていた2歳男児を発見した尾畠春夫さん(78)をネタにしたからだ。

 福島は19日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」にVTR出演。最初は「SKE48」の須田亜香里に扮していたが、途中退席後、スキンヘッドのかつらに赤いハチマキを巻いた尾畠さんとして再登場した。

 福島は「大分のスーパーじいちゃんです。人、捜してる? 見つけるよ」と自己紹介。須田の行方を捜しているという設定で「アイドルっていうのは、下にくだる習性はないんだよ。上にのぼってくんだよアイドルは」と、男児を見つけた際の尾畠さんの話をパロディーにした。

 スタジオは大爆笑だったが、ネット上では賛否両論。福島はインスタグラムにも尾畠さんの写真をアップし「『スーパー爺ちゃん』のモノマネです。顔より心を似せたい」と記したが、コメント欄には「こういうの笑いにするなよ」「最低」「ボランティアの人をバカにしてる」など厳しい意見が殺到している。

 福島は騒動渦中の人物をちゅうちょなくモノマネすることで有名。お笑い関係者は「貴乃花や船越、未成年女性へのわいせつ行為でジャニーズをクビになった元TOKIO・山口達也のモノマネも披露し、どれも激似と話題になったが、今回はやりすぎたかもしれないね。相手は一般人。尾畠さんがテレビ映えするキャラクターであるのは分かるが、本人は狙ってやっているわけではない。世間のひんしゅくを買うのは当然」と話す。

 山口の時はジャニーズ事務所にニラまれることを恐れ、福島は慌ててモノマネを“封印”したが…。今回は炎上覚悟で今後も“尾畠さん”になりきるつもりなのか――。