【SKE連載2】須田亜香里「1位宣言」に込めた思い

2018年05月22日 16時30分

1位を狙う須田

【ナゴヤドームのヒロインは君だ!(2)】6月16日の「AKB48世界選抜総選挙」(愛知・ナゴヤドーム)に向け、SKE48の注目メンバー14人を14回連続で取り上げる特集2回目は、一昨年7位、昨年6位と2年連続で神7入りした須田亜香里(26)。一時は“引退”すら考えた須田が今、胸を張って1位を狙うと宣言できるその理由とは。

 ——今年の目標は

 須田:1位を目指しています。そう言えるのも今年だからこそです。

 ——というのは…

 須田:この1年、個人での仕事とSKEの仕事、どちらもとても充実した年でした。私、「アイドルを一生懸命やってこそ個人活動も成り立ち、さらに羽ばたける」というのがグループの理想系だと思っているんです。今、その状態に一番近い。私は劇場公演でステージの隅にいる時期が3年以上ありました。そんな私がファンの方に見つけてもらったり、人のつながりでここまでこれた。ずっと端にいないといけない人生じゃないんだと、生きることの活力というか、希望を持ってもらえる存在になれるのではないかと思ったんです。もちろん欲望のままに言ってる部分もありますが、1位になりたい理由を挙げるなら、そういうことかなと思います。

 ——この1年の濃度はそんなにも濃かった

 須田:本を出したこと(昨年3月出版「コンプレックス力〜なぜ、逆境から這い上がれたのか?〜」)が連鎖して好転していったような気がします。この関係で声をかけていただいた仕事が本当に多くて。日本新聞協会のハッピーニュース審査員をやらせていただいたり。私も自分自身のことを見つめ直せました。全部書いて、隠すこともなくなってしまったので「こんなことを言って嫌われたらどうしよう」と思うこともなくなりました。だからバラエティー番組でも生身の自分を楽しんで表現できています。

 ——昨年のテレビ出演数は

 須田:2017年は指原(莉乃)さんの次に多かったと聞きました。今年は(NGTの)中井りかちゃんに抜かれていると思いますけど(笑い)。

 ——テレビ出演で学んだことは

 須田:バラエティーでは料理されることを楽しむようになりました。昔は自分が見せたい姿とは違ういじられ方をするのはすごく嫌だったんです。ファンが減ったらどうしようって。でも今は見ている人が楽しければいいなと。

 ——どんないじられ方が嫌だったのか

 須田:よく腹黒だと(笑い)。自分ではいつもニコニコ天真らんまんなアイドルを見せたくて一生懸命やってたのにすごく不本意で。だからトークでも(腹黒ネタを振られても)どう受けていいかわからなくて、話の展開ができなかったりしましたね。

 ——今は「痛快TV スカッとジャパン」(フジテレビ)のリコピンなど、いわゆるウザ女を好演

 須田:ブリっ子で人に迷惑をかけるレベルの自己中心的な役が楽しいんです。イラッとさせることが必要な役なので、してくれる人が多いほど「よしっ!」って思える。AKBの選抜(2014年=恋するフォーチュンクッキー)に入り始めたころは、歌っているだけで「この子見ているとイライラする」「何か嫌い」といわれることが多かったんです。でも今はそれが褒め言葉に変わるお仕事に出会えた。役として嫌がられるのは、すごくありがたいです。

 ——そんなふうに思えるようになったのも…

 須田:総選挙の順位が下がったとき(2015年、10位から18位)号泣スピーチで理想の「ニコニコ天真らんまんなアイドル」ではない姿を見せてしまった。もうアイドルはやりたくないと思ったし、理想の姿を見せられないと思ったら辞めようと決めていたんです。でも、穴をあけられない仕事が詰まっていてタイミングを逃して…。

 ——辞めなくてよかった

 須田:本当に。生きてて楽しいです、今。一番充実している、というのをこの2年更新し続けられている。総選挙のスピーチというのはファンの方に感謝の気持ちを伝える場。私はあんな姿を見せたのにそれでも応援するよって言って支えてくださった。本を書いたのもそうですけど、どんな私をさらけ出してもファンの人たちは嫌いにならないという信頼関係がある。それが今、いろんな自分を安心してさらけ出せる一番の理由です。

 ——だから胸を張って1位を目指せる。ただ松井珠理奈も1位を目指している。SKEから2人がトップを狙う

 須田:私が1位争いって言っていいのか分からないですが、入っていく気満々なので(笑い)。珠理奈さんのように前に立つ苦しさを、私は全部は知らない。追われる立場は理解されないことが多くて珠理奈さんには珠理奈さんのつらさがたくさんある。私は常に挑戦する側だから、その部分ではすごく恵まれていると思います。

 ——1位になれたら

 須田:30歳までやりますというのはどうですか。いてほしいかはともかく(笑い)。SKEで最初の30歳になるのか、松村香織(28=AKBグループ最年長)のほうが長くやるのか。わからないですね(笑い)。

【次回は北川綾巴】

☆すだ・あかり=1991年10月31日生まれ。愛知県出身。2009年SKE3期生オーディション合格。10年正規メンバー昇格。総選挙は第2回から参加、圏外・36位・29位・16位・10位・18位・7位・6位。

☆6月14日(木)発行の中京スポーツ(中部地区で発売)では「総選挙直前SKE48特集」を1ページ掲載。須田亜香里らインタビューメンバー14人の直筆サイン入りチェキプレゼントもあります。

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