ノーベル文学賞の選考委員会を務めるスウェーデン・アカデミーは4日、2018年のノーベル文学賞受賞者発表を見送ることを発表。これに対してSNS上で嘆きの声が続出した。

 同アカデミーは公式ホームページで「社会的信頼度の低下」などと決定理由を説明。19年に2年分の受賞を発表するという。発表見送りは日本のSNS上でも話題となり、毎年のようにブックメーカーの受賞者予想で上位にいる“最もノーベル賞に近い男”村上春樹氏(69)に関してのつぶやきが続出した。

「大ファンであるだけにとても残念です」「そろそろ村上春樹さんに賞あげてほしい」「縁が無いんだな。。。」と無念の声が上がる一方、「受賞するか否かドキドキできないのか」「今年の村上春樹祭は開催出来ないのか」「村上春樹の文学賞受賞を待機するハルキストが見られないのか」と受賞にまつわる“祭り”がなくなることを嘆く声も出た。

 なお、これまで日本人で同賞を受賞したのは、1968年の川端康成氏、94年の大江健三郎氏。