ほしのら立件消滅で芸能人が早くもステマ再開

2013年02月12日 11時00分

 それでもペニオク詐欺は繰り返される!? ペニーオークション詐欺事件で、ブログを用いて虚偽の書き込みをしていたタレントほしのあき(35)、松金ようこ(30)の立件を捜査当局が見送る方針を明らかにしたことで、関係した芸能人が刑事罰を受けることはなくなった。今回の詐欺事件が起きる土壌となったのは、芸能人ブログでステルスマーケティング(ステマ)が横行していたことだ。運営会社は規制に乗り出しているが、そんな中、早くもステマを再開したタレントがいるという。

 


 落札できないシステムになっていたペニオクサイト(運営していた男らは逮捕)を、金銭的報酬を得てブログで宣伝していたほしの、それを仲介した松金は、京都・大阪両府警に任意で事情聴取を受けていた。ただ、ほしのらは、このような事情を知らなかったと主張し、両府警は詐欺罪にあたらないと判断。軽犯罪法の適用も検討したが、同法の時効(1年)が成立しており、立件を見送る方針を固めた。


 とはいえ、ペニオク詐欺会社の宣伝をブログでした芸能人たちへの逆風は一向にやむ気配を見せない。ほしのはほとんど仕事ができない状態で、小森純(27)もレギュラー出演していた「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)を降板させられるハメに。先週、テレビ番組で涙の謝罪を行ったが、世間的に許すムードはまったくない。


 同時に、ペニオク騒動を生む原因となったステマに対しても厳しい目が向けられている。ステマとは金銭的報酬を得て宣伝しているにもかかわらず、宣伝ということを明示しないこと。この行為自体が違法となっている国もある。


 もちろんブログ運営会社もステマ対策に乗り出している。ペニオク騒動に絡んで、多くの芸能人が利用していた「アメーバブログ」の運営会社・サイバーエージェントは先月、企業から金銭などをもらって商品を紹介する場合は「PRマーク」掲載を義務付けることを発表。PRマークを付けないで、実質的に広告だと判断した場合は厳しい罰則を科すという。


 同社によれば、ステマを持ちかけている企業などをブラックリストにあげるなど、防止に力を入れているが、こうした運営会社の対策に、最後まで猛反発していた芸能人もいたというのだから、もはやあきれるしかない。


「ブログでやたらと商品紹介しているある人気女性タレントは『そんなことされたらステマができなくなる』とずっとゴネていたそうです。彼女のタレント仲間たちも同調していたようですが、世間的に見てそんなことが許されるわけがない。だからサイバー社などは厳しい措置を打ち出したのです」と芸能関係者。


 先述のタレントたちはなぜ、バッシングを浴びる危険を冒してまで、ステマにこだわるのか。それは楽にカネを生むというステマの魔力から逃れられないからだ。「ちょこちょこっと日記に書くだけで、数十万円の報酬がもらえるおいしい仕事はほかにない。しかも事務所を通さず勝手にやれば、すべて個人の収入となるわけですから。本業の芸能活動と同じくらい、いやそれ以上にステマで稼いでいたタレントからすれば今さらやめられない。猛反発していたタレントの中には、警告を無視してさっそくステマを再開したと疑惑の目を向けられている人もいる」と同関係者。


 こんな芸能人がいなくならない限り、第2のペニオク詐欺が起きてもしようがない状況だ。