「ピカルの定理」ゴールデン進出は吉本への“最後通告”か

2013年02月13日 11時00分

 若手お笑いタレントのピースやモンスターエンジンなどが活躍するバラエティー番組「ピカルの定理」(フジテレビ系)が4月からゴールデンタイムに進出するが、昇格かと思いきや、実質は吉本興業への“最後通告”だという声が上がっている。

 昨年は年間視聴率3位と元王者としては何ともふがいない結果となったフジテレビ。昨年6月の大人事で新体制がスタート。これまで結果は出ていないが、いよいよ巻き返しを図る。

「新体制になり改革の一つとして、今まで吉本のタレントに頼りっきりで、自分たちから何か生み出そうという姿勢がなくなった局の風潮を一新させようというのもある」と関係者。

 昨年、誰もが鈴をつけられなかった大御所・ダウンタウンが司会を務める「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」を打ち切った。この流れをさらに強めたい意向のようだ。そう考えると流れに逆行していたのが「ピカル――」のゴールデン進出だった。

「深夜枠だったのが昨年4月から夜10時に昇格したんですが、視聴率は1桁と低迷。業界内では新体制の意向で間違いなく打ち切りだろうといわれた」(前出の関係者)という番組だ。それだけに、4月から夜8時のゴールデンへの昇格に「なぜ?」と首をかしげる人が多かった。ある制作会社関係者はこの不可思議な昇格をこう説明する。

「いわゆる“脱吉本”の動きは変わっていないしこの昇格はいわば吉本への最後通告。かつて『はねるのトびら』で高視聴率を稼いだ時間帯ですから、ここで視聴率を稼げないようなら、“もう無理”といえる。視聴率が上がっている様子もないし、この調子なら早ければ1クールで終了もあるでしょう」

 屈辱的な3位から脱出を図るフジテレビの改革は、まだまだ始まったばかりだ。

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