お笑いコンビ「相席スタート」の山崎ケイ(35)が1日、都内で初の著書「ちょうどいいブスのススメ」(発売中)の出版記念記者会見を行った。

 山崎は「美人でもブスでもない、ちょうどいいブス」を自称している女芸人。ちなみに「ちょうどいいブス」とは「酔ったらイケる女性」とのことで、同著では山崎が、人生で培った“ちょうどいいブス哲学”が披露されている。

 両親も初の著書出版を喜んでいるそうで「父は『確かにそういう人いるな』と納得してくれた。多分、昔にそういう女性を口説いたことがあるんでしょう。母には昔から『あなたはブスなんだから自分のことは自分でできるようになりなさい』と言われた。だから、いまの私を見て『自立した』ぐらいに思っているのでは!?」と苦笑した。

 さらに「自分のことを美人でもブスでもないと思っている人が多いんですけど、そういう人はだいたいブスなんですね(笑い)。私もそうなんですけど。そういう人たちのために書いてるので読んでください」と持論を展開した。

 山崎自身は、自分から「ちょうどいいブス」と言いだしてからモテだしたという。

「これは“ブスブス詐欺”です。自分から『美人』と言うと『ブス』と言われるが、『ブスだ』と言うと『そんなことないよ』と言われますから」

 この本を読んでほしい芸人は、尼神インターの誠子だとも。

「最近、『かわいい』と言われ始めていて、本人もその気になっている。改めて『ブスだ』っていうことを分かるために読んでほしい」と笑わせた。