キングゲイナー10周年で富野節がさく裂

2013年02月08日 13時04分

 放送から10周年を迎えたアニメ「OVERMANキングゲイナー」(以下キングゲイナー)のBDメモリアルBOXが3・22に発売されることを記念し、富野由悠季総監督(71)がコメントを寄せた。

 

 キングゲイナーは2002年9月~2003年までWOWOWで放送されたロボットアニメ。地球環境が悪化し、人々がドームポリスと呼ばれる都市国家に住むようになった世界のシベリアを舞台に、「オーバーマン」と呼ばれる人型ロボットを操縦することになった主人公の少年ゲイナーらドームポリスからの脱出“エクソダス”を試みる人々の姿を描いた。

 

 富野氏は原作、総監督を務めたほか、シリーズ構成に大河内一楼、キャラクターデザインに中村嘉宏、西村キヌ、吉田健一、メカニカルデザインに安田朗、山根公利など豪華スタッフが、これまでの富野作品とは違う“明るく楽しいエンターテイメント作品”を目指した同作。10年を経た今でも熱い思いは変わらず、コメントでは“富野節”がさく裂した。

 

「乱れた男と乱れた女が、寒さを忘れてガンバレば熱くなる。そういう気合で制作をした。吉田・安田コンビに中村・西村が噛みこんで、メカからキャラから創り出し、まだ若いライターも結集してくれて、作曲では田中公平が参加してくれれば、役者だって知った風な組み合わせにはしなかった。問題はゲームのキングが事件に参加したことで何かがズレていった。ソー監督にゲーム感覚がなかったせいだろう。

 

もっとベタベタとキャラクターをいじりまわせれば良かったのだ。とはいえ、今になって見れば、アナ姫様から誰でも彼でも、毛皮のコートとジャンバーの下は汗かいているだろうという感覚は嬉しい。その感覚は、十年経ってむしろ生々しく感じる。アイデアより体力が必要な希有な作品で、もっとも難しいジャンルだということは知っておいていただきたい」(原文まま)。

 

 キングゲイナーの10周年を記念し、現在公式サイトではファンにオリジナルのオーバーマンをデザインしてもらう「オリジナルオーバーマンコンテスト」も開催中。さらに3月23日には「東京国際アニメフェア2013」内にて10周年イベントも開催。富野監督、大河内一楼、安田朗、吉田健一が出演する。

 

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