ジャニーズの人気グループ「嵐」の二宮和也(34)と元フリーアナウンサーの伊藤綾子(37)が交際を続けていたことが先日、「女性セブン」で報じられた。本紙では様々な理由から結婚はないのではという記事を掲載したが、一方で、いざとなれば強行するのではという声があるのも事実だ。

 2人の交際が報じられたのは2年前。当時から嵐は大人気のグループだったこともあり「伊藤が同性からあまり評判がよろしくない。このまま付き合えば二宮にはマイナス。決してジャニーズもいい顔は見せていない」(あるテレビ局関係者)といわれた。二宮も自分の置かれた立場を考えれば、早々に別れるのではと思われていた。

 そんな周囲の思惑をよそに、2人は交際を続行。ある芸能プロ関係者が「当時は二宮のほうが積極的にアプローチしていた。あの手のタイプは二宮のストライクのようです」と話すように、別れる気はさらさらない。しかも、3月に伊藤は所属事務所を退社した。「37歳の女性が仕事から離れるということは、結婚へ一直線」というのが一般的な見方だろう。

 それでも「ジャニーズは2020年の東京五輪での活動を見越しているし、そこで嵐は中心的な存在になるともいわれている。伊藤に対する評価も昔から変わっておらず、もともと(ジャニーズは)この2人の関係にはいい顔をしていないといわれているし、決してOKは出さないだろう」(前出の芸能プロ関係者)というから、仮に結婚するにしても、まだまだ先の話。その間に、女性がしびれを切らし、別れる可能性すら考えられる。

 という具合に見ていたのだが、ある芸能プロ幹部は「今の二宮って、なんとなくキムタクのときと雰囲気は似てるって言っている人はいるよね」と漏らす。木村拓哉と工藤静香が電撃婚を果たしたようなパターンもあるのではというのだ。

 木村は00年11月に工藤と結婚すると発表。その際には妊娠4か月であることも併せて公表された。「あのころのキムタクは人気絶頂。静香との交際も発覚していたが、静香も同性から好かれるタイプではなかったから、当時、この交際自体には仕事関係の誰もが大反対といわれていた」と同幹部。そんな“苦境”の中でも、同年4月に2人で種子島への“婚前旅行”に堂々と出かけ、帰京便が大パニックになった。

「周囲から賛成されず、しかも警戒心の人一倍強い二宮が、伊藤と一緒にいるところを堂々とは言わずとも、見せてしまうあたりは確かに似ているといえば似ている。二宮はキムタクと映画で共演していて、ちょくちょく、仲がいいエピソードも二宮は披露している。想像の域を出ないが、もし二宮とキムタクが家族ぐるみの付き合いでもあれば、静香から、反対されながらも結婚を強行する方法なんてのを聞いていてもおかしくない。女性誌に出たのが、実はその第1段階だったなんてこともあり得るよね」と同幹部。さすがにそれは…と笑い飛ばすことはできなかった。