桂文枝上方落語協会会長の後任候補に笑福亭仁智

2018年04月26日 13時28分

上方落語協会の次期会長候補者に選ばれた仁智

 上方落語協会の次期会長候補者選挙が26日、大阪市の天満天神繁昌亭で行われ、落語家・笑福亭仁智(65)が、候補者に選ばれた。

 これまで8期、会長職を務めた桂文枝(74)が、今期をもって職を辞する意向を示していたため、誰が後任となるかに注目が集まっていた。

 仁智は「今日は候補が決まっただけ」と話した上で、「たくさん入れていただいてびっくり。嫁はんにどう言おうかと思いますけど、前向きな人やから『頑張りや』って言われると思う」と話した。

 この日、現会長の文枝の姿はなく、言葉を交わすことはなかったというが、後を引き継ぐことには「大変だと思うが、これまで文枝会長に長いことやっていただいて、大きくしてもらった。盤石の状態になっているので、流れは大きく変わることはない」と現状路線の継続を示唆した。

 笑福亭一門からの会長は、仁智の大師匠にあたる故六代目笑福亭松鶴さん以来となる。師匠の笑福亭仁鶴(81)には「今から報告に伺います。松鶴師匠以来の笑福亭(の会長)なので、そんな話をするかもしれません」と言い残して、繁昌亭を後にした。

 出席者によると、仁智は協会員260人による選挙で、次点の倍近い票数を集めたという。

 今後、5月末に行われる理事会・総会で承認されれば、仁智が正式に7代目の会長となる。