窮地救う?フジ「月9」にキムタク急浮上

2018年04月26日 11時00分

共演者に名前が上がっている江口

 元SMAPの木村拓哉(45)が、フジテレビの月9ドラマに復帰する――。そんな仰天情報が飛び交っている。かつて高視聴率を誇った月9枠も今や低空飛行続き。キャスティングも難航するなど、本紙既報のようにこの枠ごとリニューアルする噂も絶えない。だが、ドラマ「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系)が好評だったキムタクが、満を持して“古巣”の救世主に手を挙げた格好だ。しかも驚くなかれ、今回の役は何と五輪を目指す競泳のコーチ。2020年東京五輪・パラリンピックを見据えたストーリーで3部作とし、シーズン3を2020年に放送するプランも上がっている。

 SMAP解散騒動で、いち早くジャニーズ事務所残留を表明し“裏切り者”のネガティブイメージがついてしまった木村。だが、それから約1年がたち、ドラマ・映画界のプロデューサーらの間で、どんな手段を使っても今、キャスティングしたい存在として木村が再評価されているという。

「1~3月に放送された木村主演のドラマ『BG』の演技が良かったからです。当初は『いろいろヒーローをやっているけど、今度はボディーガードかよ』とやゆする向きもありましたが、放送されると意外にも好評でした。しかも、平均視聴率15・2%という結果も残し、木村は大いに自信を深めたそうです」とはドラマ関係者だ。

 昨今、視聴率を取りやすいといわれる警察ものや医療ものではなく、ボディーガードものという異色作で、これだけの数字を取ったのはさすがと言っていい。そして、そんな木村が満を持して乗り込むのが、フジの月9ドラマだという。

「10月期からスタートするとのことで、すでにシリーズ化も予定されているそうです。19年の7月にはシーズン2、20年の4月にはシーズン3までがプランニングされています。もし好調なら『ドクターX』や『相棒』(ともにテレ朝系)のような息の長いドラマになるかもしれません」(前出の芸能プロ関係者)

 気になるドラマの内容はというと、これまで木村は浮世離れしたスーパー検事やスーパー医師などを演じてきたが、今回は何と五輪を目指す競泳コーチだという。実現すれば、木村にとっては「HERO」(2014年)以来の月9主演となる。

「木村演じる男は五輪出場が確実視されていた水泳選手で、就職先も決まり、お金持ちのフィアンセを持つなど誰もがうらやむ人生を送っていました。ところが…」と同関係者。相変わらず、超恵まれた役かと思いきや、どうも様子が違う。

「日本代表の最終選考会目前に事故に遭い、選手生命を絶たれてしまう。就職の内定も取り消され、フィアンセは親友に寝取られる。転落人生を送り、気が付けば40歳近い年齢に。そんな時、かつての恩師に水泳のコーチとしてスカウトされるんです。最初は反発しますが、やがて五輪出場に向けて選手たちを熱血指導する。ライバルはかつてフィアンセを寝取り、同じくコーチをしている親友。そこで元フィアンセとも再会するのです」(同関係者)

 今から結末が読めそうな展開だが、苦境からのハッピーエンドはある意味キムタクドラマの真骨頂。しかも、シーズン3が20年の4月に放送されるということは、もちろん2020年東京五輪・パラリンピックを見据えてのことだ。

 すでに共演者の名前も取り沙汰され、恩師役に山崎努、親友役に江口洋介などの名前が挙がっているという。それにしても低空飛行の続く月9枠に木村があえて出演するメリットはあるのか。

「確かにリスクは大きいですが、逆に視聴率を取ればキムタクの圧倒的な存在感を示すことができます。まあ、失敗しても『今の月9なら仕方ない』という言い訳も成立しますしね。フジとしても、キムタクをキャスティングしてダメなら諦めもつく(笑い)。だからこそ気合も入っていて、このドラマには総制作費5億円を計上するともいわれているのです」と民放関係者。

 現在、放送されている長澤まさみ主演の月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」は初回9・4%だったものの、2話目に7・7%と下落。23日の第3話も9・1%と1桁が続き、早くも不穏な空気が漂っている。続く7月期は上戸彩主演の「絶対零度」の続編と報じられているが、その次の木村が月9の救世主になれるか。

(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)