お笑いタレントの狩野英孝(36)が20日、フジテレビ系「ダウンタウンなう」に出演し、謹慎明けから異常なほど世間の目を気にする“ビクビク生活”を送っていると告白した。

 狩野はダウンタウンの浜田雅功(54)と松本人志(54)、坂上忍(50)、飲み仲間として参加した若槻千夏(33)らとお酒を飲みながら本音で語り合う人気企画「本音でハシゴ酒」に参加した。狩野は2016年、タレント加藤紗里(27)と川本真琴(44)との二股交際発覚を発端にした「六股交際」で世間を騒がせ、翌17年1月には女子高生との淫行疑惑で芸能活動を無期限謹慎となった(同年6月1日付で処分解除)。

 謹慎が解かれた狩野は、松本から「みそぎは終わったんじゃないの」と声をかけられると「心にやっぱ、しこりは残っている」と答え、現在でも世間の目やSNSにおびえる日々を送っているとこぼした。

 芸人仲間の証言によれば「復帰後から女性に敏感になった」という。飲み会で、知り合いの女性が合流することになると「後輩芸人に頼んで免許証や保険証をチェックしてもらう」と年齢確認は怠らない。そればかりか「店を出るとカメラマンが待ち構えているのではないか」「店の人がリークするのではないか」「ボイスレコーダーがあるんじゃないか」と疑ってしまうそうだ。

 そんな狩野に松本が「俺が一番やってほしいのは加藤紗里と復縁してほしい」とムチャ振り。狩野は「やめましょう」と言いながら「めちゃめちゃ根はいい子です。一緒にデートしてみてください。本当に優しい子ばっかりですよ」と元カノを持ち上げた。松本から「まだ気持ちはあるの?」と聞かれると「今はないです。連絡先も知らない」と即答。若槻が「え? 連絡先を消したの?」と突っこむと、少し間を空け「消しましたね」と含み笑いした。