歌手・石井竜也(58)が18日、東京・中央区の明治座で行われる初座長公演「石井竜也コンサートツアー2018―陣 JIN―」(19~22日)の記者会見を行った。

 同公演は東京を皮切りに広島、福岡、仙台など全国9都市で開催。最後は大阪・新歌舞伎座で8月4~19日まで、約2週間の公演が控える。石井によると「米米CLUB時代にも2週間ぶっ続けでコンサートをやることはなかった」。

 明治座や新歌舞伎座といった、いままでほとんど縁がなかった場所で公演を行うことについて「こういった日本の文化を継承している場所でコンサートができるというのは…。米米時代からポップス、ロック、ファンクを歌ってきてるヤツには、こういうところに立つという感覚がなかった」と感慨深げ。さらに「明治座、新歌舞伎座といった場所を石井らしく演出してみたいと思った」と意欲を語った。

 今回は「将軍たちの午後」という舞台と「天龍降臨」というコンサートの2本立て。

 舞台で戦国武将を演じる石井は、自らデザインした甲冑を着て演じるという。「これを1時間も着ると結構気持ちよくなる。ボーとしてくるというか『オレは何をやってるんだろう』と。意識がもうろうとしてくる。でも自分も今年、59になるので、体が動くうちにやろうと思った」と話した。