声優の中村悠一(38)、石川界人(24)、森なな子(30)、早見沙織(26)が13日、都内で行われたハリウッド映画「パシフィックリム アップライジング」の初日舞台あいさつに立った。

 日本の怪獣、ロボットものへのリスペクトが感じられる大作の第2弾。本作は東京が舞台になる。女優の菊地凛子(37)、世界的名優・千葉真一(79)の息子・新田真剣佑(21)が出演する。登壇の4人は吹き替えを担当した。

 中村は「原音に寄せるのは無理だと判断し、ニュアンスは残しつつ音声的な表現を変えた。何も言われなかったので、自由にやらせてもらった。お昼ごはんはすしを食べて、先輩の子安さん(武人=50)におごらせた」と振り返った。

 そんな中村に、石川は「中村さんは覚えてるかわからないけど、一緒に見に行きましたよね」と呼びかけたが、中村は「そうだったっけ? 僕は忙しいのですぐ忘れちゃう」とつれない返事。石川は思わず「覚えててくれえ」とつぶやき、笑いを誘った。

 また、森は「前作のファンだったので、うれしくて興奮して、トランス状態でやらせてもらった。夢みたいで、最後は台本を見なかったほど」と苦笑い。早見も「ただ、格好いい、大きい、すごいと幼稚園児のように見てしまった」と感動のあまり、吹き替えのプロというより、一人の観客として見入ってしまったことを告白した。