香取と草なぎの新ユニット「しんつよ」の未来予想図

2018年04月12日 11時00分

今月1日にゲリラライブを開いた3人。左から香取、草なぎ、稲垣

「新しい地図」の未来予想図が見えてきた。元「SMAP」の草なぎ剛(43)と香取慎吾(41)が組む新ユニット名が本紙既報通り、「SingTuyo(しんつよ)」に決定。新曲「KISS is my life.」を30日からデジタル配信する。今後は、稲垣吾郎(44)を含めた3人によるデジタル配信曲「雨あがりのステップ」と併せ、音楽活動を本格化させる意向だ。3人は単独ライブ開催に向け、オリジナル曲を大量生産するとみられている――。

「KISS――」は、女優・竹内結子(38)と、草なぎの愛犬が共演しているキヤノンのデジタル一眼レフカメラのテレビCM曲としても使用されている。作詞作曲は、香取がファンであることを公言しているシンガー・ソングライター、ぼくのりりっくのぼうよみ(20)が手がけた。

 草なぎと香取がユニットを結成することについて本紙は昨年10月、いち早く報じた。音楽関係者の証言として「草なぎと香取の2人は音楽ユニットを結成」「CD、もしくはネット配信で楽曲をリリースする」と伝えたうえ、ユニット名については「ファンにおなじみの愛称『シンツヨ』に落ち着きそうだ」と指摘していた。

 稲垣、草なぎ、香取の3人は昨年9月にジャニーズ事務所を退所し、公式ファンサイト「新しい地図」を開設。ネットを中心に活躍しており、3人がデジタル配信した楽曲「雨あがりのステップ」が好評を呼んでいる(本紙は4月2日既報)。そうしたなか「しんつよ」が新曲リリース。ここにきて音楽活動を本格化させた格好だ。

 さらなる飛躍が期待される3人の次なる野望について、レコード会社関係者は「3人による単独ライブの開催と見られています」と明かす。

 確かに3人の所属事務所「CULEN」の法人登記簿には、事業の目的の一つとして「テレビ・ラジオ放送番組、ビデオ、コンサート、イベント、その他各種興業等の企画、制作、運営及びこれらの請負」が記されている。“コンサート”とはっきり明記されているのだ。

 ところがコンサート開催に関しては、悩ましい問題にブチ当たる。「世界に一つだけの花」や「夜空ノムコウ」といったSMAPのヒット曲を歌えるかどうか、だ。

 SMAPの楽曲の著作権は作詞家、作曲家、そしてジャニーズ出版から委託されたJASRAC(日本音楽著作権協会)が管理。「使用料を支払えば原則的に楽曲の歌唱は可能」(前出関係者)だが、3人がジャニーズを退所した際に「SMAPの楽曲は歌わない」といった誓約が加えられたと、これまで指摘されてきた。

 実際に3人はジャニーズ退所後、SMAP時代の楽曲を歌ったことがない。もし歌えないなら、コンサートを開いても歌えるのは数曲になってしまう。
 この問題の打開策として浮上しているのが、3人のオリジナル曲の“大量生産”だ。

「新進気鋭のクリエーターを集めて作詞作曲を依頼し、数百曲に及ぶ楽曲から厳選して単独ライブのセットリストを完成させるのではないか、と言われている。3人による『世界に一つだけの花』などをもう聴けないのは寂しい限りだが、オリジナル曲が続々と誕生すれば、ファンも喜ぶはず」(同)

 ちなみに、3人が出演しているオムニバス映画「クソ野郎と美しき世界」(公開中)の中の1編「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」は「少女『歌喰い』が歌を“食べる”ため、香取が持ち歌を歌えなくなるという今の現実のメタファーじみたストーリー。まるでSMAPの楽曲を歌えない現状を皮肉ったかのような内容だ」(映画関係者)

 逆に言えばそれだけ、音楽活動に対する熱量も高いと考えられる。「雨あがり――」「KISS――」の相次ぐデジタル配信は、単独ライブを実現するための、確かな一歩なのかもしれない。