モデルの“みちょぱ”こと池田美優(19)が9日、埼玉県立常盤高等学校で、女子高生に性的なサービスをさせる「JKビジネス」や「AV出演強要」の啓発テレビ番組の公開収録を行った。

 みちょぱは、内閣府男女共同参画局の「AV出演強要・JKビジネス」啓発キャンペーンの動画で啓発活動を行っている。この日の収録には、みちょぱのほか、元フジテレビアナウンサーの木佐彩子(46)、仮面女子の木下友里(16)に加え、現役の女子高生と女子大学生、その保護者を含めた約20人が参加した。

 JKビジネスの被害者のインタビューや、AV出演を強要する違法な契約についてのビデオを見て、それぞれ感想を語り、みちょぱは「ビデオではリアルな被害者の声が聞けた。JKビジネスはむちゃくちゃ怖いですね」と話した。

 NPO法人・ライトハウスの藤原志帆子氏は、現在のAV制作の実態について「スマホひとつだけで、AVの撮影ができるようになった。一人だけでそういう会社をやっていた人もいて、逮捕された」と説明し、参加者たちに注意を促した。

 みちょぱは「身元バレしないという文面で、風俗の勧誘のダイレクトメールが届いた」と告白。収録の終盤には「被害者は悪くないし、すぐに相談してほしい。皆で撲滅しましょう」と呼びかけた。

 この日の内容は28日午後7時57分からTOKYO MXで放送される。