映画無事完成!元SMAP3人の思い まず一番にファンに!!

2018年04月07日 16時30分

左から香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛、太田光

 元SMAPの稲垣吾郎(44)、草彅剛(43)、香取慎吾(41)が6日、都内で3人が主演したオムニバス映画「クソ野郎と美しき世界」(2週間限定公開)の初日舞台あいさつを行った。同映画は直前まで完成しておらず、公開が危ぶまれたが、3人はそれほど焦っていなかったという。その理由は――。

 紆余曲折を経て、迎えた公開初日は稲垣、草彅、香取の主役3人と、草彅のエピソードで脚本・監督を務めた「爆笑問題」太田光(52)など4人の監督も勢揃いした。

 舞台あいさつでは太田が主役3人を差し置いて大暴走し、登壇するなり「飯島を呼べ! 飯島を!」と“放言”。もはや太田の定番とも言えるネタで、元SMAPの3人が所属する「CULEN」の飯島三智代表取締役イジりを炸裂させた。

 そんな太田に草彅は「太田さん! もうちょっと静かに!」と突っ込んで笑いを取りながらも「今日から新しい日が始まる感覚です」とすがすがしさを感じさせた。

 同作品は公開ギリギリまで撮影を続け、通常行われるマスコミ向けの試写会など、宣伝活動がほとんど行われないどころか、公開までの完成すら心配されていた。

 これに稲垣は「“撮って出し”で、今の僕たちの気持ちがぎっしり詰まっている。出来たてほやほやを見てほしい」と語ったが、3人には「まず一番にファンに見てほしい」との思いがあった。

「もちろん、完成が遅れたのはスケジュールの問題もあったが、試写会を含めた宣伝活動よりも、公開ギリギリまで粘って作品自体のクオリティーを高めたいという狙いがあった」(映画関係者)

 稲垣の言葉通り、同作品には、ジャニーズ退所後の3人の思いが随所に表現されている。
「香取君のエピソード『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』では、香取君のSMAPの楽曲に対する思いがにじみ出ているシーンがある。3人の現実と映画という虚構がうまくオーバーラップして、見ている者の心をつかむ。もちろん、園子温監督と稲垣君の狂気あふれる内容や、草彅君と太田監督の愛あふれる作品も見事」(映画ライター)

 現在、3人はパラスポーツを支援するため、3月19日にデジタルリリースした新曲「雨あがりのステップ」(250円)の消費税分を除いた売り上げを6月30日まで全額寄付する試みを行っており、5日までに7万1812ダウンロードを記録。すでに寄付金は総額1600万円以上に達しているが、さらに新たなチャレンジにも着手。映画「クソ野郎と美しき世界」の公開期間中、毎日、公式ホームページ「新しい地図」上で動員人数を公開する。

 15万人がヒットの目安と聞かされた香取は「15万人いかないと、かっこ悪いクソ野郎になってしまう!」とジョークを飛ばし、これに稲垣、草彅が「目標達成して、かっこいいクソ野郎になろう!」と意気込んだ。

 パラスポーツ支援の新曲「雨あがりのステップ」が、レコチョクの3月度ダウンロードランキングで4位と上々の結果を残しているだけに、映画の観客動員15万人もあっさり達成する可能性はある。決して平坦な道ではないが、3人は現状を心の底から楽しんでいるようだ。