7日スタートの連続ドラマ「いつまでも白い羽根」(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜午後11時40分〜)の制作発表会見が5日、都内で行われ、主演の新川優愛(24)が出席した。

 原作は作家・藤岡陽子氏の同名小説。新川演じる看護師の卵・木崎瑠美が、看護学校での人との交流を通して成長していくさまを描く。

 連ドラ初主演の新川は会見に看護学校のナース姿で登場。新川は自身の役柄について、「原作を読ませていただいて、真っすぐ芯のある人なので、自分に務まるかと不安もあった。周りを気にせずズバッと言える瑠美ちゃんみたいな子は少ない。見習いたいなと思います」とコメント。

 役作りのため、実際に看護実習にも参加。新川は「患者さんのベッドを作ったり、患者さんの体を拭いたり…。腰が痛くなるし、筋肉痛にもなる。“白衣の天使”という明るいイメージだけじゃない努力や大変な面も知りました」と打ち明けた。

 また、ミステリアスな遠野藤香を演じる女優・さとうほなみ(28)はロックバンド「ゲスの極み乙女。」のドラマー「ほな・いこか」としても活動。

 さとうは「アーティストとしてはいかにカッコよく見せるか、どういう音楽を届けるかを考えるけれど、お芝居の場合はその人の気持ちを考えなければいけないので。ここにドラムがあれば…」と両者の違いを話した。

 看護学校の学園長・番匠光太郎を演じる加藤雅也(48)は「第1話に更衣室のシーンがあったが、特になんてことはなかった。これから更衣室のシーンがどう描かれていくか。遅い時間の放送なので、更衣室の場面などもう少し刺激的にしてほしい」と男性視聴者の願いを代弁して笑いを誘った。

 新川といえば、2日に同ドラマのPRを兼ねて出演したフジテレビ系「FNS番組対抗オールスター春の祭典」で、幼少期から愛用している「くまのプーさん」のタオルを、MCの坂上忍(50)に「汚ねぇ!」とからかわれ、涙目になってしまう場面が話題になった。

 会見後の囲み取材で、タオルの話題を振られると、共演の伊藤沙莉(23)が「きれいでしたよ。愛を持ってずっと持っていたことが伝わった」と言えば、加藤も「汚くなかったですよ。自分も娘がいますけど、同じようなタオルがある。彼女(新川)ぐらい大きくなっても持ってるから」とフォローし、新川は「優しい…」と気遣いに感動した。