人気アイドルグループ「AKB48」のチーム8が3日、東京・秋葉原のAKB48劇場で、グループ結成4周年記念公演を開催。代表曲「47の素敵な街へ」など全25曲をパフォーマンスし、終演後に小栗有以(16)、岡部麟(21)、倉野尾成美(17)、太田奈緒(23)の4人が取材に応じた。

「第10回AKB48世界選抜総選挙」(6月16日開票)の“投票権(投票シリアルナンバー)”が封入される52枚目シングル「Teacher Teacher」(5月30日発売)で初めてセンターを務める小栗は「AKB48はまだまだ勢いがあるところを見せて、私もAKB48の勢いを伝えていきたい」と意気込んだ。

 重要なシングルで“グループの顔”となるセンターに抜てきされ「センターとしてキラキラ感を見せたい。私は軸として、まとまりのあるグループにできるようなセンターとして頑張りたい」と決意表明。総選挙の目標順位を聞かれると「去年は51位でしたけど、今年は世界選抜総選挙。チーム8なので、目標順位は8位です」と言いながらも「もっと上の順位になりたい気持ちもあります…」と“神7”入りへの思いも口にした。

 また、公演中には山形代表メンバーの早坂つむぎ(16)がグループからの卒業を発表した。

 終演直前に「私、早坂つむぎはAKB48を卒業します。4年間、本当にありがとうございました」とあいさつ。「アイドルを好きになって、アイドルになれて夢みたいだったんですけど、他のメンバーに比べて私は愛嬌とかかわいらしさがなくて。アイドルとして苦手な部分がたくさんあった」と自身の性格に悩みを抱えていたといい「だんだんステージに立つのが怖くなってしまって、逃げてしまうことが増えていろんな方に迷惑をかけしまった」と明かした。

 最後の活動は4月29日の愛知・ガイシホール公演になるという。