タレント・坂上忍(50)が3日、神宮球場で行われたヤクルトの本拠地開幕戦となった広島戦の始球式に登場した。

 ファン歴40年以上の坂上は、ヤクルトの背番号4のユニホームを着てマウンドへ。ボールはノーバウンドで捕手のミットに収まった。この日のために練習をしたそうで、左打者の内角のボール球になったことに「ストライクを投げたかったんですけど無理でした」とがっくり。

 登板前にはヤクルト前監督で友人でもある真中満氏(47)から激励を受けたが「打者が田中広輔選手ですか? 広島なんですが、ファンでして…。顔を見た途端に緊張してしまいました」と苦笑いだ。

 今季のヤクルトに期待することを問われると「山田(哲人)選手の復活と、あとは広岡(大志)選手が好きなので、何とかものになってくれれば」。さらに、広岡については「日本代表で、WBCで活躍していただけるような選手になってくれないかなと期待しているので、今年は楽しみだと思います」と熱く語った。