加山雄三 クルーザー「光進丸」火災に謝罪と涙「本当につらい」

2018年04月02日 20時14分

手を合わせ頭を下げる加山雄三

 俳優で歌手の加山雄三(80)が2日、所有するクルーザー「光進丸」(104トン、全長25メートル)が炎上したことを受けて、東京・羽田空港で会見を行った。

「光進丸」は1日夜、静岡県西伊豆町の安良里(あらり)港で激しく炎上。静岡県下田消防署によると、119番通報を受け、ポンプ車3台が出動した。岸からは放水が届かず、可搬ポンプを複数の漁船に積み込んで船を取り囲み、海水をくみ上げて消火活動を行った。船は傾き、沈没し始めているという。

 沖縄で「加山雄三 祝!80歳 幸せだなぁ。若大将一夜限りの“全箇所”スペシャルライブ」を1日に開催した加山はこの日、帰京。憔悴した表情で「私の光進丸がこういうことになり、ご心配とご迷惑をおかけして申し訳ありません」と謝罪した。船については「あれは自分の手で生んだ船。私自身が考えて、わが子のように作り上げました」と語った。

 続けて「人生を一緒に歩いてきた船だし、これほど悲しいことはない。多くの方と楽しい時間を過ごし、思い出は山ほどある。半身を奪われたようで…本当につらいです」と涙ぐみながら答えた。

 また「消防、警察、消火活動に協力してくださっている方へ、心からおわび申し上げます。24時間、寝ないで消火してくださった」と感謝の言葉を並べた。

 船があった場所は非常に安全だったといい「出航前などに、安全のことも検査を通してやってきたんです。それなのになぜ…原因は何とも言えません。心あたりもない」と悔しそうな表情を見せた。

 一部では、ボイラーからの出火が報じられたが、加山の事務所関係者は「光進丸にはボイラーはついておりません」と否定した。

 炎上した「光進丸」は3代目で、1983年に進水した。