女優・葵わかな(19)が主演を務めたNHK朝の連続テレビ小説「わろてんか」(月~土曜午前8時)の最終回が3月31日に放送され、平均視聴率が20・5%だったことが2日、分かった。期間平均視聴率は20・1%だった。

 ドラマは、明治後期の大阪を舞台に、藤岡てんと夫・北村藤吉(松坂桃李=29)が、大阪のみならず日本中に笑いを届けようとする、笑いと愛の物語。初回から20・8%の高い数字でスタートを切り、その後も安定した視聴率をマーク。2015年後期「あさが来た」(主演・波瑠)から続く期間平均20%超え記録を5作連続に継続させた。

 また、2日からは18年前期ドラマ「半分、青い。」がスタート。物語は大阪万博(1970年)の翌年、岐阜県東濃地方のとある町の小さな食堂に生まれ、小学生の時に片耳を失聴した「鈴愛(すずめ)」が主役。夢、仕事、恋愛と失敗を繰り返しながらも、持ち前の行動力で現代まで生き抜く姿、その約半世紀を描く。ヒロイン・鈴愛は女優の永野芽郁(めい=18)が演じ、恋愛ドラマの名手である脚本家・北川悦吏子氏(56)が初めて「朝ドラ」に挑戦することで話題となっている。

(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)