お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」(肥後克広=55、寺門ジモン=55、上島竜兵=57)が1日、横浜スタジアムで行われたDeNA―ヤクルト戦前のイベント始球式に登場した。

 最初にグラウンドに姿を現したのはDeNAのユニホームを着た肥後と寺門の2人。持ちネタの「ヤー」をDeNAファンと一緒に行った後、上島を呼んだ。

 するとビールの売り子に扮した上島が「試合前にドリンクいかがですか」とベンチ付近をウロウロ。始球式をするよう促されると「俺はドリンクを売りにきたから嫌だよ」と拒否。ほかの2人が「じゃあ俺がやる」「俺が」と言い、DeNAファンに「投げたい人?」と聞くと全員が手を挙げた。ここで「じゃあ俺も」と言う上島に、2人が「どうぞ、どうぞ」と譲って結局、上島が投げることに。

 ようやく始球式となったが、投げたボールに空振りすると思いきや、打者の宮本秀明内野手(21)はバットに当ててしまう。上島は「どういうことだ!」と宮本に迫り、2人の距離がだんだん近づきキス。

 さらに、昨年の始球式で上島とキスした佐野恵太内野手(23)も近づいたがキスはせず、仲裁に入った中川大志内野手(27)がキス。この中川とのくだりは選手側のアドリブだったそうで肥後、寺門の2人は「焦りました」。ところが上島は「ベイスターズの選手は俺のキスの奪い合いだな」と満足そうな笑みを浮かべた。