お笑いコンビ「ダイノジ」の大谷ノブ彦(45)、「スーパーマラドーナ」(田中一彦=40、武智=39)、占い芸人のターザン(26)らが29日、大阪市のよしもと西梅田劇場に隣接する新劇場「ポストよしもと」(31日オープン)で、同劇場の概要発表会見に登場した。

 大谷によると、現在6000人以上いる吉本芸人の中で、アルバイトせずにやっていける芸人は350人だとか。そんな芸人の趣味や特技、知識など、お笑い以外の才能を掘り起こすために「ポストよしもと」を新設した。

 タロット、手相、生年月日などの占いをするターザンは「今年(出場資格)ラストイヤーのM―1で優勝できるか」という武智をタロットで占った。その武智が引いたのは「ペンタクルの2」のカード。ターザンは「心の安定が必要というカードですね。私生活でもメリハリをつけることができれば優勝できる可能性があります」と断言した。

 武智といえば、2016年12月、「NON STYLE」井上裕介(38)が当て逃げ事故を起こした際、井上の車に同乗していたことで知られる。MCの銀シャリらにあおられたターザンは、おせっかいにも武智の自動車運を診断。「こうなったらいいという理想形は捨てて、現実的に対処してくださいと出てます」と答えると、武智は「それは井上に言うてくれ」と返すしかなかった。

 さらに、ターザンは今年のプロ野球・阪神の成績も占ったが、結果は「優勝できません! 気持ちを象徴するカードなんですが、組織としてのまとまりがイマイチと出てます。優勝できる確率は20%くらいです」と低評価。同席した虎党の芸人らから「関西から出て行け」と罵声を浴びせられた。