坂東玉三郎 松尾芸能賞・大賞に「芸道は一生精進です」

2018年03月28日 20時48分

大賞を受賞した坂東玉三郎

「第39回松尾芸能賞」の贈呈式が28日、都内で行われ、歌舞伎俳優の坂東玉三郎(67)が大賞(演劇部門)を受賞したほか、歌手の森昌子(59)が優秀賞(歌謡部門)に輝いた。

 この賞は、日本の伝統ある劇場芸能を助成、振興するために設立。過去に山本富士子や十八代目中村勘三郎さんら日本を代表する芸能関係者が受賞している。

 今回、大賞を受賞した坂東は、歌舞伎女形の大役を次々にこなすだけではなく、海外でも活躍している点が評価された。坂東は「たいへん光栄に存じます。芸道は一生精進です。これからも皆さんに楽しんでいただける舞台をつくっていきたいと思います」と喜んだ。1981年に優秀賞を受賞して以来、2度目の受賞となった。

 また、主婦業で20年間休業しながら、見事に復帰した森は優秀賞を受賞。「望外の喜びで胸がいっぱいです」と感謝の言葉を述べた上で「20年間のブランクは甘くなかったが、これからも皆さんと一緒に楽しみたいと思います」と語った。

 今年で還暦を迎えるが、いまだにコンサートではセーラー服で代表曲「せんせい」を歌う。それが観客にも大ウケ。しかも、最近はコントまで取り入れているという。この日のステージでも「越冬つばめ2018」を圧倒的な声量で歌い上げ、贈呈式を盛り上げた。