芸能活動復帰へ動きだした桜田淳子 露出度控えめのワケ

2018年03月28日 16時30分

ファンに笑顔で手を振る桜田淳子

 往年のアイドル・桜田淳子(59)が27日、約1年ぶりに公の場に姿を見せた。東京・銀座博品館劇場でデビュー45周年記念イベント「マイ・アイドロジー スペシャル~ありがとうのかわりに」を開催し、本格的な芸能活動復帰へ向けて動きだした。一方で、桜田が依然、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)を脱会していないことから、全国霊感商法対策弁護士連絡会の弁護士からは改めて批判の声が上がった。

 ライブは午後7時にスタート。桜田は380人のファンを前に、アルバム「MY IDOLOGY」(2月25日発売)に収録されている35年ぶりの新曲「ありがとうのかわりに~プロローグ~」など、アンコール曲含め全13曲を披露した。

 ライブを見たファンは「彼女の声は衰えない。感動した」とうれしそうな表情。スタッフは「桜田さんは冒頭、曲を歌えなくなるくらい、感極まっていた」と語る。

 今回のライブのチケットは、21日に発売されたアルバム「Thanks45~しあわせの青い鳥[The Live Anthology]」に同封されているシリアルナンバーで、抽選を行った。

 会場内での物販では、特典として桜田のサイン入り色紙が付いた両アルバムが計約70枚販売され、即完売。一般販売の売れ行きと合わせ、現在も根強いファンの後押しがあることがわかる。

 桜田はライブを終えると、出待ちファンとやじ馬合わせて約100人に囲まれ一時、騒然となった。それでも笑顔でファンから花束を受け取り、タクシーに乗車。集まった報道陣に、ライブの感想などを話すことはなかった。

 今回のライブ開催にあたっては本紙既報通り、全国霊感商法対策弁護士連絡会が13日に会見を開き、桜田のタレント活動復帰への反対声明を発表していた。

 会見に同席した紀藤正樹弁護士は「芸能活動再開となれば、関係各所に申し入れを行う予定もある」と発言。それに対し、この日のライブの担当者は「桜田さんはもう2年ほど統一教会の活動を行っていない。それなのに、現在も彼女が活動を行っているように、広告塔として扱うのはおかしい。(紀藤氏の発言は)脅し文句とも取られかねない発言ではないか」と反論した。

 これに対して、紀藤弁護士は「カルトについて分かっていないから、僕らの活動にクレームをつけることができるんです」と前出の担当者の認識の甘さを指摘。「僕らの活動がメディアに取り上げられることで、被害者が出にくくなっているのは事実。もちろんこのまま活動を続けていきます」とキッパリ言い切った。

 桜田が脱会しないまま、活動を続けた場合の問題点についても「周りのメークさんとかスタッフも含めて布教活動の範囲になり、被害が日常茶飯事になってしまうのは重大な問題です」と紀藤氏は起こり得る事態を懸念する。

 45周年記念ライブを終え、本格復帰を狙うとみられる桜田だが、今後の活動は具体的には決まっていない。ライブの関係者は「今回のライブはファンを前に小さい会場で、という本人の意思があった。テレビに出ると、ネットで叩かれたりするのが嫌だそうです」と話した。

 この日のイベントでも熱狂的なファンが数多くいることが立証された桜田だが、統一教会を脱会しない限り、今後も同弁護士連絡会の追及がやむことはない。