EXILEのTETSUYA(37)が26日、東京・早稲田大学大学院の卒業式に出席した。

 昨年4月にスポーツ科学研究科に入学し、社会人修士課程1年制を修了。ダンスで魅了するパフォーマーらしく、修士論文では「必修化以降の中学校における現代的リズムのダンス授業の現状と処方箋」をテーマに、優秀論文賞を受賞した。

 TETSUYAは「せっかく書いた修士論文なので、自分の提案をいろんなところで試したい。平昌パラリンピックの開会式に行かせていただいて、スポーツとエンターテインメントは融合するとものすごい力やワクワクが生まれると感じた。学んだことを融合させられたら」と目を輝かせた。

 仕事をしながら週3回は通学。「地方でライブを2日間やって、東京に戻ってすぐに大学に行ったり。体がパキパキでも勉強しました(笑い)。青春でした」

 テレビ局関係者は「雑誌の連載企画で、ダンス表現などを研究し始めたことで、学問としてパフォーマンスを学ぶ楽しさを見つけたようです。早稲田大学大学院を目指したきっかけの一つにもなっているとか」と指摘。

 14年に淑徳大人文学部表現学科の客員教授、16年には美作大の客員准教授にも就任している。

 TETSUYAだけでなく“EXILE TRIBE”ファミリーには、高学歴のメンバーが意外に多い。

「パフォーマーの橘ケンチが明治大学卒なら、『三代目J Soul Brothers』の岩田剛典も慶応大学卒。ほかにも中退を含めれば、大学進学経験を持つメンバーは多くいます。事務所(LDH)の創業者で会長のHIRO、EXILEのボーカル・ATSUSHIなど、読書家も多いので、勉強嫌いだったメンバーも刺激を受けるようです」(同)

 体育会系のイメージが強いが、意外と頭脳派集団という一面もあるようだ。