桂文枝が「上方落語協会会長」を勇退 米団治は不出馬明言 

2018年03月26日 16時15分

勇退を決断した桂文枝

 上方落語協会会長の桂文枝(74)が26日、大阪市の天満天神繁昌亭で行われた上方落語協会の定例総会で、今期をもって会長職を辞する意向を示した。

 文枝は2003年から8期にわたって会長を務めたが「前回選ばれた時に『今期で辞める』と言っていた。私も今年で75歳。いろんなことに対応するのも大変。約束どおり会長を辞します」と話した。

 勇退を決断した理由については「私も元気なうちに会長を辞したい。私自身、やり切った思いがある。迷いはなかった」と言い切った。

 続けて、「独断的にやらないとできないこともあったが、そこは皆さんに『申し訳なかった』とおわびしました。私自身幸せでしたし、お礼も言った。(月亭)八方幹事長が『これだけやれたのは会長のおかげや』と言ってくれて、大きな拍手をもらって幸せでした」と語った。

 文枝といえば、不倫騒動や神戸「喜楽館」の名称選定をめぐりお騒がせとなったが、総会に出席した文枝の弟弟子で同協会副会長の桂きん枝(67)によると「冒頭に、今回のことでは皆さんに非常にご心配、ご迷惑をおかけしたと思いますが、前の選挙の時に今期で辞めたいと言っていたので、その約束どおり職を辞したいとおっしゃっていた」という。

 今後、4月26日に次期会長候補者選挙を行い、5月下旬の理事会で新会長が決定する。会長候補には、現副会長の桂春団治(69)、桂米団治(59)らの名前が取りざたされている。

 米団治はこの日、大阪市内で所属する株式会社米朝事務所の役員体制発表記者会見に出席。代表取締役社長に就任し、抱負を語ったが、会長選への出馬を問われると「今は米朝事務所の代表になったばかり。どっちつかずになると両方に迷惑をかける。お話をいただいても辞退させていただきたいと思っており、文枝会長にもチラッとお話しさせていただきました」と不出馬を明言した。