還暦&芸歴35年の栗田貫一 ものまねタレントは「ドロボー」

2018年03月25日 16時46分

左からノブ、栗田貫一、コージー冨田

 ものまねタレントの栗田貫一(60)が25日、都内で「芸能生活35周年記念 栗田貫一 還暦コンサート ~感謝~」を開催した。

 1958年生まれの栗田は83年にデビュー。今年は3月3日で還暦を迎えると同時に、芸能生活も35年と節目の年を迎えた。公演前に取材に応じた栗田は「芸能界に入って、こんなことしたことがないので新鮮な気持ちですね。皆さんに支えていただいて、感無量です」としみじみと語った。

 今でこそ“ものまね四天王”と呼ばれているが、駆け出しのころは模索の毎日だった。「郷ひろみさんやトシちゃん、マッチらが若いときでした。そういう方々のものまねばかりやっていたんですが、敬老会のような(老人が多い)ところに行くと、見向きもしてくれないんです。『困ったな』と20分ぐらい冷や汗をたらしていたとき、五木ひろしさんをやったら、パッと変わった。『演歌もやらなきゃダメなんだなと思いました』」

 その後、演歌歌手もレパートリーに加え、ものまねの幅が広くなったという。そこで、報道陣から「本人から公認をもらったもの」を聞かれると「いやいや、許可の問題じゃないですよ。オレたちドロボーだから」とキッパリ。

「歌手の皆さんの財産は、お金でも家でもなくヒット曲です。曲をヒットさせるために大変な苦労をしている。ところが、ものまね芸人はヒット曲の一番おいしいところだけもらって、生活していますからね。こんなインチキな商売はないですよ。細川たかしさんに着物を頂いたんですが『盗っ人に追い銭』とはまさにこのことです」

 これには同席したノブ&フッキーやコージー冨田、カール北川も大笑い。だが、そういう控えめな姿勢だからこそ、長く活躍できたのだろう。ただ犬に模した田村正和ネタを披露していたときは「楽屋に呼び出されて『なんでオレが犬なんだ』と言われた」と苦笑した。