人狼ゲームで生き残るメンバーは誰だ? 「BOYS AND MEN」の水野勝(27)、平松賢人(23)、吉原雅斗(23)が語る“最強の男”とは――。テレビドラマ「人狼ゲーム ロストエデン」に出演し、4月7日から全国公開される続編映画「人狼ゲーム インフェルノ」でも重要な役を演じた3人が、役どころとともに、ボイメン的人狼ゲームの“結末”について語った。
 
 同ゲームはクラスメート10人が「村人」と「人狼」に分けられ、強制的に殺し合いをさせられるもの。生存本能に突き動かされた心理戦の結末は残酷で、誰もが「自分ならどうする」と問わずにはいられない。第6弾の今回はテレビ版と映画が連動。最後まで目が離せない展開が続く。

 水野「僕は謎の男という役です。自分なりの正義、目的があってゲームを主催する。すごく特殊な作品、役ですね」

 平松「越智一二三という名なので現場ではひふみんと呼ばれてました(笑い)。クラスに一人はいるやんちゃ坊主で、悪いことだとわからないままいじめる側にいて、やらかしてしまうタイプの人間です」

 吉原「群れるのが好きじゃなく、どこにも属さない、でもいじめられる側でもない。そんなクラスに何人かいるタイプが辻遊馬」

 3人とも自分とはかけ離れた設定だったため、役作りに腐心したという。

 水野「少ないシーンの中で狂気さなどをどう表現するかなんですが、綾部(真弥)監督はAI(人口知能)みたいな話し方で表情も変えなくていいと。本当に引き算の演技でした。でもその中でも、ほほ笑んだり、目線の動きなどで僕なりの感情を込めたので、そこを観てほしいですね」

 平松「どの作品よりも、いろいろな意味で涙を流しました。人間の本質が見える作品なので、世界観に入り込んで、観てほしいです」

 吉原「辻君は勇気を出したり、取り乱したりする時など、毎回気持ちをちょっと乗せないと行動できない。そのワンクッションを大切に演じました。居心地が悪い場所にくると、ある癖が出る。その癖に気づいてもらえたらうれしい」

 毎晩誰かが「吊る」、つまり殺される。人の心の裏の裏を読み、時に操る心理戦に勝利しないと生き残ることはできないが、こんなゲームを10人いるボイメン内でやったらどうなるのか。

 水野「僕はやってないんですが、共演者の皆さんでゲームをやった時、彼(平松)はすごく弱い、すぐ吊られると」(笑い)

 平松「ルールはわかってるんですけど、それ以前の問題で、人狼を引くとニヤニヤしちゃう」

 水野「ボイメンのメンバーは情け無用(笑い)。とりあえず吊っておこうと」

 吉原「いったん吊ろう、って(笑い)」

 平松「この2人は強いですよ」

 吉原「どうかなあ。その固定概念があると逆に吊られやすい。何考えているかわからないから。多分、田中(俊介)とか、本田(剛文)とか、本音を隠すのが上手な人たちは勘ぐられて中盤で吊られる(笑い)」

 水野「僕も可能性ありますね。何を言ってもウソだととられる感じ(笑い)」

 吉原「僕も中盤ぐらいで」

 では最後まで生き残るメンバーは誰なのか。

 水野「勇翔…」

 吉原「僕は多分、小林(豊)君だと思う」

 水野「あー」

 平松「小林君ね」

 水野「一番腹黒い(一同笑い)。本田君も腹黒いですけど、ちょっと違う腹黒さ(笑い)。いろいろ人にやらせて自分がおいしい感じに…(笑い)」

 吉原「気づいたら都合のいいものだけを残してる(笑い)」

 平松「そういわれると小林君という気になってくる」

 絆の深さはハンパじゃないボイメン。最後に意見の一致?を見たのはさすがだった。