アカデミー賞受賞の辻一弘氏が「スッキリ」生出演 若者に3つのアドバイス

2018年03月20日 11時08分

オスカー像を手にする辻一弘氏(ロイター)

 4日(日本時間5日)に行われた第90回米アカデミー賞授賞式で日本人初のメーキャップ・ヘアスタイリング賞に輝いた辻一弘氏(48)が20日、日本テレビ系「スッキリ」に出演した。米国在住の辻氏はこの日の早朝、日本に到着。日本テレビのスタジオに駆け付け、日本のテレビ番組に帰国後初めて生出演した。

 オスカー像を手に登場した辻氏は、時差ぼけと疲れからか、やや緊張した面持ちだったが、近藤春菜(35)から黄色の花束を贈られると笑顔を見せた。映画「スター・ウォーズ」で映画に興味を持ったが、当初はメークではなく特撮・映像効果の道を目指したという。その後、俳優ハル・ホルブルック(93)が特殊メークでリンカーンを演じた作品を見て、独学で特殊メークを学んだ。

 1996年に渡米し、「メン・イン・ブラック」(97年)、「PLANET OF THE APES/猿の惑星」(2001年)などヒット作に携わった。01年「グリンチ」で英国アカデミー賞メークアップ&ヘアー賞を受賞したが、彫刻などの現代美術に転向した。辻氏は「10年後のことを考えた」「俳優からの扱いが悪かった」などと転身の理由を明かした。

 ゲイリー・オールドマン(59)から熱烈なオファーを受け「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」で復帰し、オスカー像を獲得。チャーチル元英首相のメークは「準備に5か月、毎日3時間ほどメークを施した」という。

 MCの加藤浩次(48)から若者へのアドバイスを求められると「人の言うことを聞かない」「続けること」「日本は狭い。少しでもいいから海外で生活すること」と話した。