やはりラップはカネになる?17歳リル・ポンプ8億4000万円で大手と契約

2018年03月17日 16時30分

まだ17歳のリル・ポンプ(@lilpump/instagram)

 これがまさに「今や米音楽業界のマネーメーカーはラップ」と言われるゆえんだ。昨年秋「グッチ・ギャング」という曲で世界的に大ブレークした17歳のラッパー、リル・ポンプ(本名ガジィ・ガルシア)がこのほど大手レーベル、ワーナー・ブラザーズ・レコードと破格のメジャー契約を交わした。米芸能サイト「TMZ」が報じた。

 初年度の給料こそ9000ドル(約95万円)で、17歳には分相応な金額にも映るが、先払いされる契約金はなんと800万ドル(約8億4800万円)で、さらに国内の売り上げから印税として14%がリル・ポンプの収入となる。

 TMZによると、2年目の年俸は1万2000ドル(約127万円)、3年目からは1万5000ドル(約160万円)に昇給し、7年で満了する契約だ。ほかにも様々な形の印税が認められ、なかには66%が取り分となるものもあるという。

 リル・ポンプはマイアミ出身で、8月で18歳。約1年前から自作のラップ曲をユーチューブなどネットで公開し、いずれも再生回数が数千万回から数億回に達するという爆発的人気を集めている。

 メガヒットとなった「グッチ・ギャング」は昨年10月23日にミュージックビデオがユーチューブで公開され、再生回数はすでに5億8800万回を超えている。その勢いはジャスティン・ビーバー(24)ら、トップアーティストの人気にも迫っている。

 米調査会社ニールセンによると、2017年の米音楽業界の売り上げは、ラップなどのヒップホップ、R&B分野がロックを抜き、初めて最も人気のあるジャンルとなった。ロックは前年の首位から2位に転落した。

 調査は、CDなどの販売数などに加え、インターネットでデータを受信しながら再生する「ストリーミング方式」によるアルバムや収録曲の再生数を集計。ジャンル別でヒップホップ、R&Bが24・5%となり、ロックの20・8%を上回った。ちなみに3位はポップスで12・7%。続いてカントリーが7・7%、ラテンは5・9%だった。