伝説の編集者・末井昭氏の自伝映画で尾野真千子に突き付けられた“条件”

2018年03月16日 16時30分

尾野(左)と末井氏

 女優・尾野真千子(36)、ジャズミュージシャン・菊地成孔、本紙芸能面で好評連載中の編集者・末井昭氏、映画の冨永昌敬監督が15日、都内で映画「素敵なダイナマイトスキャンダル」(17日公開)公開直前サントラ発売イベントに登場した。

 尾野と末井氏は同映画の主題歌をデュエットするという異例の試みに挑戦。音楽監督を菊地が担当した。尾野は映画でダイナマイト心中した末井氏の母親役を演じた。

 トークショーには着物姿で登場し「映画の歌を担当するのは初めての経験でした。どうぞよろしくおねがいいたします」とあいさつ。末井氏は「尾野さんとエンディングのテーマ曲を歌わせていただきました。ちょっと、恥ずかしいですね」と照れ笑い。

 実は菊地は同映画で、末井氏と縁が深い写真家“アラーキー”こと荒木経惟氏役で出演する。

 菊地は「いまだに映画に出たことを後悔していて、芝居なんてできるワケないじゃん!と言い続けてた。出るワケねえだろ、バカ!と。でも、それでも出ろ出ろ言われて…。出ないと刺されるんじゃないかなと思った」とシニカルジョークで笑わせた。だが、実は“ある条件”を出していた。それは尾野に歌ってもらうことだった。

「ただ、音楽はやるつもりでいた。それで末井さんに主題歌を歌ってもらうんだとひらめいていて。加えて、出演女優さんに歌ってもらうことを条件に付けた」(菊地)

 これに尾野も「お母さん役で、逃げようがなかったです」と苦笑いで振り返った。

 菊地は「尾野さんはさすが女優さんで、仮歌そっくりに歌ってこられた。末井さんはさすが異形のエッセイストということで、まったく仮歌とは違ってましたね。修正するのが大変でした」と落として会場を沸かせた。