かつて“20世紀最後の正統派アイドル”とも呼ばれた女優の高橋由美子(44)に“文春砲”が炸裂した。15日発売の「週刊文春」で40代の既婚男性との不倫疑惑が報じられたのだ。1994年のドラマ「南くんの恋人」(テレビ朝日系)でヒロイン役を演じ、大ブレークした高橋。四十路半ばの最近はテレビで“干物女”ぶりをアピールし、再ブレークを狙っていただけに、女性視聴者からの反発は必至で、テレビ界から追放の大ピンチに直面してしまった――。

 1989年にデビューした高橋は90年代前半から人気アイドルに。その後、人気ドラマシリーズ「ショムニ」(98年~2013年、フジテレビ系)でも存在感を発揮するなど女優業は順調で、私生活では独身を貫いてきた。

 週刊文春によると、1年ほど前に高橋は実業家のA氏と知り合い、交際を深めたという。A氏は妻と3歳の娘がいる既婚者にもかかわらず、3月初旬の夜、2人で東京・新宿歌舞伎町のラブホテルへ入っていく姿が激写されている。さらに、今年初めにはA氏が妻に対して離婚したい意向を示し、高橋が「奥様と話し合ってきてください」とA氏に迫っていたことも判明。妻は「高橋さんが私の家庭を壊したのだと思っています」と断言している。高橋の所属事務所は後日、同誌に「ホテルに行ったことは事実です」と回答したという。

 本紙は14日、同事務所に問い合わせたが、留守電対応だった。用件を入れた後も何度か問い合わせたものの「メッセージがいっぱいでお受けできません」と音声が流れ、期日までに折り返しはなかった。

 最近の高橋は、バラエティー番組に“ぶっちゃけキャラ”として登場することが少なくない。自身の恋愛遍歴を赤裸々に明かしつつ“さみしい女”をアピールすることもしばしばだ。

「過去の交際人数を4人とし、ここ5~6年は恋人がいないと告白したこともありました。さらに以前、既婚者の友人男性と食事した後に“恋人つなぎ”をしてドキドキしたことまでオープンに。恋人つなぎをされると、その人を好きになってしまうと赤面しながら明かしていた。番組では『(途中で)やめました。これ以上はダメって』と不倫関係に発展しなかったと話していたが、この友人男性がA氏じゃないかとも言われている」(テレビ局関係者)

 だが、視聴者がもっとも嫌うのがしらじらしいウソだ。これまで散々ぶっちゃけてきたつもりが、不倫疑惑を報じられたことで一気に旗色が悪くなってしまった。

「高橋さんは『さみしい女』だけではなく『不倫はダメ』ともアピールしてきたので、女性からの猛反発は免れないでしょう。こんなご時世なのでスポンサーも嫌いますし、場合によってはテレビやCMの起用は難しくなる。もうぶっちゃけキャラでは通らないのではないでしょうか」(前同)

 再ブレークも期待されたが、まさかの大ピンチになった高橋。不倫疑惑の代償は大きそうだ。