女優の栗山千明(33)が13日、大阪市内で行われたカンテレ・フジテレビ系サスペンスドラマ「FINAL CUT」(毎週火曜夜9時~)のPR会見に出席した。

 同ドラマは、殺人事件の犯人という汚名を着せられて命を絶った母の復讐のため、亀梨和也(32)演じる主人公・中村慶介が事件の真犯人を追うサスペンス。最終回となるこの日は2時間スペシャルで放送される。

 主人公の恋人・小河原雪子を演じた栗山は「難しい役どころだと思っていたんですが、回を重ねるごとにいろんな出来事が起こって、どう受け止めていけるかが課題かなと思って演じました。今日見ていただいてどう思われるか楽しみでもあり不安でもあります」とクランクアップしたばかりのドラマ撮影を振り返った。

 栗山と亀梨との本格的な共演は同ドラマが初めてだ。「(亀梨は)すごく優しくてジェントルマン。お芝居の最初の撮影がいきなりチューのシーンで、わーって思いました。これまで純愛ドラマを演じたことが意外と少なくて、やっぱり恥ずかしい。中学生同士の初恋みたいに見つめ合ったり、ほほ笑み合うシーンは照れくさかった。相手が亀梨さんで良かった」と笑った。

 最終回となる今夜の放送では衝撃的な結末が明かされる。「(最終話は)救いもあり、現実的なところもある。これまでドラマの中で投げかけられたことが明らかになるので、視聴者の方は気持ち良く見終われるのでは。今までの中で一番見応えがあります」とアピールした。