お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(44)が7日、都内で行われた吉本興業のeスポーツ事業「よしもとゲーミング」概要発表記者会見に出席した。

 淳といえば先日、テレビ番組の企画で臨んだ青学大受験に失敗したばかり。自身のツイッターでは、テレビ業界の自主規制に疑問を持ち、ラジオ番組で弁護士と共演するうちに法律に興味を持つようになった経緯を紹介し、法哲学を学ぶために青学を受験したことを明かした。

 受験を通して“学ぶ楽しさ”に目覚めた淳だが、興味を持ったことに研究熱心なのは昔からだ。

 この日はドケチで有名な吉本が、プロ契約したゲーマーに給与に加え賞金、海外渡航費を払っていることに「次長課長」井上聡(42)、「トータルテンボス」藤田憲右(42)、「パンサー」菅良太郎(35)、「しずる」池田一真(34)ら芸人が仰天する場面があったが、淳は終始冷静だった。

 給与や経費の問題で「弁護士に相談して裁判をしようと思ったが、勝てないと言われた。吉本の方が1個上。労基署にも駆け込んだこともある」と告白。後輩たちをさらに驚かせても、淳は「でも、まあ、いい会社ですよ」と会社をフォローする余裕を見せた。

 この日、淳が青学不合格についてコメントすることはなく、予定されていた囲み取材は質疑応答に変わった。淳はツイッターで、一部スポーツ紙が報じた不合格の記事中のコメントについて「取材を受けた覚えはない」と削除・訂正を要求している。