R―1優勝!盲目の漫談家・濱田祐太郎 “ボケ”が現実に?「24時間テレビのマラソンランナー」

2018年03月08日 11時00分

優勝した濱田祐太郎

 ピン芸人日本一を決める「R―1ぐらんぷり2018」の決勝戦が6日、都内で行われ、盲目の漫談家・濱田祐太郎(28)が優勝。過去最多となるエントリー3795人の頂点に立ち、賞金500万円を獲得した。今後はテレビ出演のオファーが殺到するとみられる濱田は、出たい番組について“ボケ”として「『24時間テレビ』のチャリティーマラソンランナー」と話したが、これが現実になる可能性が浮上している。

 決勝ファーストステージはA~Cの3つのブロックに分かれて行われ、Aブロックからはお笑いコンビ「ロビンフット」おぐ(41)、Bブロックはゆりやんレトリィバァ(27)、Cブロックは濱田がファイナルステージに進出。3人が改めてネタを披露した結果、濱田の優勝が決まった。

 濱田は生まれつき全盲に近い弱視。視覚障害者のあるあるネタを並べた漫談で、見事に優勝を飾った。普段は大阪にある「よしもと漫才劇場」を中心に活動しているが、テレビのレギュラーはゼロで関西でも全くの無名の存在だった。

 それだけに優勝は、本人が一番驚いた様子。終了後の会見では「(ファイナルステージの)前の2人ともメチャクチャウケてた。僕はネタの途中でメチャクチャかんでたんで『僕だけはない』と思ってた。信じられないな、って気持ちしかない」と話した。

 周囲も優勝するとは思っていなかったようで、濱田は「チーフマネジャーが『どうする』って言っていた。チーフマネジャーが混乱していたくらいですから」と明かした。

 賞レースで優勝すると、その直後から番組やイベントのオファーの電話がマネジャーに殺到すると言われるが、本紙がマネジャーに確認すると「濱田のマネジャーが誰か分からないみたいで、いまのところ全く電話は来てません」と言うほどだ。

 それほど無名の存在だったが、これからテレビ出演などオファーが殺到することは予想される。そこで今後出てみたい番組について質問が飛ぶと「いまからボケますよ」と前置きしたうえで「『24時間テレビ』のチャリティーマラソンです。道が見えないから、武道館と全然違う方向に行くかも。でも僕が募金箱持って走ってたら、結構おカネが集まると思う」と笑わせた。

 だが、芸能関係者は「本人は“ボケ”と言うけど、十分あり得る話」と指摘する。いまや夏の風物詩となっている日本テレビ系の「24時間テレビ」は毎年、旬なタレントがチャリティーマラソンランナーを務めることで知られる。

「最近は視覚障害者が走るブラインドマラソンが盛んになってきている。濱田の場合、ほぼ全盲だから伴走者は必要だが、本人にその気があれば十分務められるでしょう」(同)

 しかも伴走者にはうってつけの人物がいるとか。「同じ吉本興業所属のお笑いコンビ『げんき~ず』の宇野けんたろうですよ。彼は昨年の東京マラソンで2時間33分30秒という記録を残しているうえ、初級障害者スポーツ指導員資格を持っていますからね」(お笑い関係者)

 本人は“ボケ”で話した「24時間テレビ」のチャリティーマラソンランナーだが、現実になるかもしれない。