「探偵!ナイトスクープ」で放送禁止になった“調査結果”を書籍化

2018年03月06日 16時30分

松本修氏

 放送30周年を迎えた大阪・朝日放送制作の人気バラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」の初代プロデューサー・松本修氏(68)と現プロデューサーの奈良井正巳氏(49)が5日、大阪市内の同局で取材会を行った。

 松本氏は「30年前の日本に、司会者にVTRでプレゼンする番組はなかったはずだ。こういう形をスタンダードにした大河の一滴となったことを誇りに思っている」と胸を張った。

 松本氏といえば、視聴者からの依頼に応えて「アホ・バカ分布図」を完成したことで知られる。これは相手をののしる時に使う「アホ」と「バカ」という方言が、日本列島のどこに境界線があるのか調べたもの。方言学の権威のアドバイスを受け、約1年後に「アホ」が関西を中心に同心円状に広がっていることを突き止め、書籍化もされ大反響を呼んだ。松本氏には、他にも視聴者からの忘れられない依頼があるという。

「東京の企業に就職した女性が、お母さんが送ってくれたおまんじゅうを『京都の“おまん”です』と会社で配ると、社員さんに『昼間から何ていうことを言うんだ』と怒られた。女性の陰部を指す言葉で、アホバカみたいに分布図を作ってほしい」

 松本氏は番組に使おうと思ったものの放送禁止。退局後に調査を考えたが、咽頭がんの大病を患った。それでも、「やり遂げなければ死んでも死に切れない」と1年半にわたって調査。その結果、「男根、女陰の分布図、及び解説」が完成したという。

 コンプライアンスがうるさくなった昨今、「ピーだらけで使えない」(奈良井氏)ため電波に乗ることはないが、松本氏は「アホバカよりも、すごい発見で感動的。涙を流しながら書き上げました」と、書籍化が決まったことを明かした。当初、今月発売を予定していたが「『マラ』についても世の常識を覆す発見をした」とのことで、夏ごろに延期になったとか。渾身の力作、話題を呼びそうだ。