玉袋筋太郎 韓国“土下座”選手をスカウト「日本のスナックで心の傷癒やして」

2018年03月01日 16時30分

マススタートゴール後に“土下座”するボルム選手(ロイター)

 平昌五輪のスピードスケート女子団体パシュートで日本チームが見事、金メダルを獲得したが、同種目では開催国、韓国チームが猛批判にさらされたのは記憶に新しい。遅れたチームメートを置き去りにした一人のキム・ボルム(25)は、完全に悪役になってしまった。その様子に心を痛めたのがお笑い芸人・玉袋筋太郎(50)だ。傷ついたボルムを「スカウトする!」と宣言した玉袋の真意とはいったい――。

 スナック好きが高じて全日本スナック連盟会長を務める玉袋が監修する舞台「Snack 玉ちゃん」(3月1~5日)の制作発表会が28日、東京・目黒区の中目黒キンケロ・シアターで行われ、玉袋と川上麻衣子、「2丁拳銃」小堀裕之らが出席した。

 これは玉袋が「もっとたくさんの皆様に、スナックの愛を知ってもらいたい」をテーマに行われる舞台。玉袋は「平昌オリンピックも終わり、ピョンチャンから玉ちゃんへと変わりました。このステージは羽生結弦選手のように華麗に舞い、パシュートの選手のように、一糸乱れぬ動きでスナックの良さを伝えていく」と意気込みを語った。

 ママ役を演じる川上は「最高に楽しいので、芝居をしているという感覚よりは店を開けている気持ちで、この5日間をやらせていただこうかな」。昨年10月には5歳上の一般男性との交際が発覚。現状については「普通に(恋愛)してます」とも話した。

 またこの舞台には、玉袋が見込んだスナックの現役ママ5人が出演。玉袋が昨年、東京・赤坂にオープンさせた「スナック玉ちゃん」のさやママも登場する。24歳の若さで「“スナック界の清宮”と呼ばれている」(玉袋)。

 先日閉幕した平昌五輪では、スピードスケートの小平奈緒、高木菜那・美帆姉妹、スキー・ジャンプの高梨沙羅、カーリングのLS北見など多くの女子選手が活躍した。

 そこで本紙が「スナック界にスカウトしたい選手はいる?」と聞いたところ、玉袋は「うーん。みなさん素晴らしいけど、活躍した選手は今、すごく幸せだろ? むしろスナックは、つらい状況に置かれている人が癒やされに来るところだからね」と持論を展開。

 気になるのは日本人メダリストではなく、逆境にある、あの選手だ。「韓国のパシュートの子。あの子こそ来るべきだよ!」

 玉袋が言う“あの子”とは、キム・ボルムのこと。2月19日に行われた団体追い抜き準々決勝オランダ戦で、大きく遅れたノ・ソンヨンをパク・ジウとともに置き去りにしてゴールしたボルムはレース後に、「最後尾の選手と格差が出てしまい残念だった」と笑みを浮かべながら仲間を“批判”したことで、韓国中の猛批判を浴びた。

 これによりSNSが閉鎖に追い込まれたり、「代表資格剥奪しろ」との苦情が殺到するなどの騒動となった。その後、24日の女子マススタートで日本の高木菜那に次ぐ2位で銀メダルを獲得したが、喜ぶどころかレース終了後“土下座”して謝罪するほど追い詰められた。騒動はいまも収まっていない。

 玉袋は「仲間を置き去りにしたのはもちろん悪いことだけど、失敗は誰にもある。つらい思いをしている人が来るべきところがスナック。彼女をスカウトするよ!」と明言。「スナック玉ちゃん」がある赤坂は、昔から韓国パブがたくさんある街。

「暮らしやすいからね。ここで心の傷を癒やして、また頑張ればいい。ウチのママも若くて金選手と同世代だから、いろいろ教えてくれるよ」

 以前から“美女選手”として有名だったボルムだけに、玉袋のスカウトを受ければスナック界ナンバーワンになることも夢ではない。“ピョンチャンから玉ちゃんへ”が現実になるかもしれない。