【映画大賞】たけし 日本のアカデミー賞を斬る「大手映画会社の持ち回りばっかりなのはどうかと思う」

2018年02月26日 16時20分

総括したたけし

【第27回東京スポーツ映画大賞・ビートたけし審査委員長の総括】おかげさまで、東京スポーツ映画大賞も27回目を迎えた。ありがたいね。ちょっと今日は、うん…あの…大杉漣さんのこともあるし…あんまりくだらないことばっかしを言ってる場合じゃないっていうのはある…。

 やっぱり、映画というのはみんなが一つの作品に向かって協力して作っていくもの。なおかつ、役者は西田敏行さんのように相手を潰そうというような力技があったりもするけど。でも、映画っていうのはやっぱりお金がいろいろかかるものだし、協力者がいないと作れない。

 だからといって、日本のアカデミー賞は大手映画会社の持ち回りばっかりなのはどうかと思う。みなさんも一回、日本のアカデミー賞を取った映画の配給会社を調べてみてよ。いかに大手だけでグルグル回しているかが分かるから。お金を出してるからしょうがないってとこもあるけど。

 まあ、そんな状況の中、オレも東スポさんの協力を得て東スポ映画大賞をやって、そういうのにパルチザンのように反撃を試みているけど、なかなかうまくいかない。それでも、インディペンデントの東スポ映画大賞がどんどん華やかになっていってるのはうれしいかぎりだね。

 今回は審査員の審査通りに各賞を決めた。オレがわがままを言って、自分に賞をあげてるわけじゃない。今年の邦画は不作だったから、どうしても「アウトレイジ 最終章」が目立ってしまったってわけだぜ。しかも、ハリウッドの「セブン・サイコパス」って映画なんか、まんま「アウトレイジ」のパクリだし。だから、今年の東スポ映画大賞は「アウトレイジ」で総ナメでしょうがないだろ。