マラソンで東京五輪目指す猫ひろしが目指す「目標タイム」

2018年02月26日 16時30分

完走した猫ひろし

 25日の東京マラソンを2時間29分30秒(スタートライン通過までの時間を除くネットタイム)で完走した、お笑い芸人でカンボジア籍のマラソン走者・猫ひろし(40)が、平昌五輪で金メダルを獲得したスピードスケートの小平奈緒(31)に猫の先輩として敬意を表した。

「小平さんは格好いい。鳥肌が立ちました。爪のアカを煎じて飲みたいですね」

 オランダで単身トレーニングを積んだ数年前の小平が、「怒った猫」をイメージして背中を丸める姿勢に滑走フォームを修正。その言葉がニックネームにもなっている。マラソンで一昨年のリオデジャネイロ五輪に出場した猫は、小平の雄姿に感銘を受けた。

 猫が目指す次の五輪は2020年東京大会。「来年の東南アジア大会(フィリピン)でメダルを取って、五輪に行きます。(出場に)挑戦します」。2年に一度の同大会には11年から毎回出場しているが、過去最高は13年ミャンマー大会の4位。その一段上を目指し、カンボジア国内ナンバーワンとして東京に乗り込むつもりだ。

 08年の東京マラソン初出場から10年で、当初の約3時間48分を1時間以上も短縮。「最初に走った時、ここまで速くなるとは思わなかった。マラソンにのめり込むとも思わなかった」。それが国籍を変えて五輪を目指すまでのめり込み、リオ大会出場を果たした。その過程を振り返り「目標を明確にしたから速くなったと思います」と自己分析する。

 東京五輪を43歳の誕生日直前に迎える猫。コーチで、かつてパリマラソン優勝の谷川真理らを育てた中島進氏は42歳の時に2時間27分16秒で優勝し、当時の40代公認競技会記録を出した。中島氏は以前、猫がこの記録を意識していると話したことがある。現在の自己ベストは2時間27分48秒。19~20年はコーチの記録に挑む年にもなる。