「第18回ビートたけしのエンターテインメント賞」表彰式(25日、都内)で、漫才コンビ「B&B」で1980年代の漫才ブームの先駆者となった島田洋七(67)が、日本芸能大賞を受賞した。

 島田は現在、タレント活動の傍ら、自伝「佐賀のがばいばあちゃん」を元に、多くの講演を行う。たけしは「今の母親世代の教訓になっている」と語り、「そして今これで講演をし、人気が衰えないというのは、漫才で培った話芸だと思う」と島田をたたえた。

 島田は壇上へ上がると「この靴下、いやこのたびは~」と冒頭からボケてあいさつすると、たけしから「古いネタだな~」と鋭く突っ込まれた。

 島田は続けて「きみまろさんとも話していたけど、講演の数が増えた。こんな賞をもらえるとは、中学の時から夢だった」と笑顔を見せた。

 司会のガダルカナル・タカから「本当にうれしいんですか?」と聞かれると「うれしいに決まってるだろ! 佐賀県でこんな賞をもらった人はいない。本当にうれしい」と喜びを爆発させた。