「第27回東京スポーツ映画大賞」表彰式(25日、都内)で、「三度目の殺人」で被害者の娘という難しい役どころを演じ、助演女優賞に選ばれた広瀬すず(19)は肩を大きく露出させたドレスで登場した。

 2016年の「海街diary」で新人賞、17年の「怒り」で助演女優賞に輝いたのに続き、3年連続3回目の受賞。選考でたけしは「これだけ受賞しているのに、受賞している印象がないのは、役者として新鮮に見えていい!」と広瀬を評価した。

 共演の斉藤由貴(51)も同賞を受賞したが、この日は地方での撮影のため残念ながら欠席。広瀬は斉藤の代理を務めた是枝裕和監督と登壇した。

 そんな2人を前に、たけしは「大体、こういうガンガン上がってくる女優は監督にヤラれちゃうんだけど」と毒ガス噴射。すかさずガダルカナル・タカに「是枝監督はそんなことする人じゃない!」とツッコまれる場面もあった。

 そんな状況下でも、広瀬は3年連続の受賞に「今年もありがとうございます。女優として力不足だなって思うことがある中、この賞を頂けたことは励みになります」と選考したたけしに感謝。今年も映画の公開が控えているばかりか、来年には通算100作目となるNHK連続テレビ小説「夏空」のヒロイン役が決まっている。6月には20歳になる広瀬。これを機にさらなる飛躍が期待できそうだ。